前半終了間際に左足でネットを揺らし、メッシ(右)はついにブッフォン(左)からゴールを挙げた。 (C) Getty Images

写真拡大

 これまでに数々のゴールを決めてきたバルセロナのリオネル・メッシだが、「守備の国イタリア」を代表する守護神ジャンルイジ・ブッフォンからゴールを奪うことだけはできていなかった。しかし、現地時間9月12日のチャンピオンズ・リーグ(CL)で、ついにその牙城を打ち崩した。
 
 2014-15シーズンの決勝、昨シーズンの準々決勝と、ブッフォンとは過去3試合に渡って対戦してきたメッシだが、世界最高の守護神の前にいずれも無得点に終わっていた。
 
 そんな中で迎えた12日の試合で、前半終了間際の45分、ルイス・スアレスとのワンツーから得意の左足で先制点を奪取。4試合目にしてようやくブッフォンの壁を打ち破ったのだ。スペイン紙『マルカ』によると、メッシはブッフォンから得点するのに315分を要したという。
 
 プレッシャーから解放されたメッシは69分にもドリブルから左足のシュートでダメ押しとなる3点目を決め、チームも3-0とイタリア王者に快勝。欧州での通算得点は99ゴールと大台まであと一つに迫った。
 
 前半は昨シーズンンのファイナリストであるユーベに苦しむ場面もあったバルサだけに、ハーフタイムを迎える直前のエースの一撃は、チームを大きく盛り立てた。マルカ紙によると、エルネスト・バルベルデ新監督は試合後、「レオがボールを持つと、何か良いことが起きる」と称賛している。
 
「素晴らしいゴールだった。対戦相手としてレオにとても苦しんできたが、今は幸運にも自分のチームに彼がいる。彼が試合を決めてくれた。どこからでもゴールを決められるんだ」
 
 一方、イタリア『メディアセット』によると、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、「メッシにスペースを与えればやられるのは当然だ。彼は3本のシュートを放った。それで2得点し、もう一本もポストを叩いている」とメッシのパフォーマンスに脱帽した。
 
 今シーズン限りでの現役引退を仄めかしている偉大なる守護神ブッフォンからゴールを奪ったメッシ。レアル・マドリーのクリスチアーノ・ロナウドとの得点争いも注目されるバルサのエースは、今シーズンのCLでどれだけのゴールを決めるのだろうか?