国連安保理の北朝鮮制裁決議にたいして、北朝鮮の韓大成大使は「安保理決議を拒否する」と述べ、「アメリカは経験したことがない、最も大きな苦痛を味わうことになるだろう」と威嚇した。さらなる大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射を示唆したと受け止められている。9日(2017年9月)の建国記念日には、核実験成功を祝う盛大な式典を催して、金正恩委員長も姿を見せた。

さらに、けさ13日には「(国連の制裁は)わが国と人民を窒息させることを狙った極悪非道は挑発行為で、全面的に排撃する。自主権、生存権を守り、安全保障に拍車をかける」という外務省声明を発表した。

負け惜しみでさらなるICBM発射

北朝鮮は表向きは一歩も引かぬ構えだが、実際のところはどうなのだろう。早稲田大の李鐘元教授は「(ロシアも中国も賛成するという)国連安保理の全会一致に不安を抱いたのではないでしょうか。本当に実行されたら、北朝鮮の輸出の8割が止まる」という。

司会の加藤浩次「国民が苦しむだけ」

宮崎哲弥(評論家)「北朝鮮にとっては政治的には勝利だったのに、排撃という。まだ先があるということでしょう。ICBMでアメリカは交渉に踏み出さざるをえなくなるかもしれない。日本はどうなるでしょうか」

安倍首相は国連総会出席の今週末、ニューヨークで日米韓の首脳会議、日米首脳会談も行う。トランプ大統領は11月に初来日する見通しだ。結束の演出が狙いだろうが、肝心のトランプが国際政治であてされていない。