サッカー欧州チャンピオンズリーグ、グループC第1節、チェルシー対カラバフFK。チーム5得点目のゴールを決め、チームメートのティエモエ・バカヨコ(右)と喜ぶチェルシーのミシ・バチュアイー(2017年9月12日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)は12日、グループリーグ第1節が各地で行われ、グループCではチェルシー(Chelsea)が6-0でカラバフFK(Qarabag FK)を一蹴した一方、ASローマ(AS Roma)とアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は0-0のスコアレスドローに終わった。

 格下のカラバフ相手に淡々と試合を進めたチェルシーは、ペドロ・ロドリゲス・レデスマ(Pedro Rodriguez Ledesma)のミドルシュートで先制すると、長い距離をドリブルで駆け上がったダヴィデ・ザッパコスタ(Davide Zappacosta)のシュート性のクロスがゴールに吸い込まれて追加点。移籍最終日に伊トリノ(Torino FC)から加入した右SBが、ホームデビュー戦で加入後初得点を記録して前半を折り返した。

 後半もチェルシーはセサル・アスピリクエタ(Cesar Azpilicueta)、ティエモエ・バカヨコ(Tiemoue Bakayoko)、ミシ・バチュアイー(Michy Batshuayi)がゴールを決め、チャンピオンズリーグでは最多得点タイとなる大勝を収めた。

 アントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は「良い結果だ。良い形でチャンピオンズリーグをスタートさせられた。最初からよく走っていたし、集中していた。素晴らしい内容だ。明るい要素がいくつもあった。ダヴィデ・ザッパコスタのプレーも良かった」と話した。

■アトレティコ、アリソンの牙城を崩せず

 ローマ対アトレティコの一戦は、ローマの守護神アリソン(Alisson Ramses Becker)の奮闘で0-0の引き分けに終わった。アリソンは特に劣勢に立たされた後半に好セーブを披露し、ラツィオ(SS Lazio)時代にプレーしたスタディオ・オリンピコ(Stadio Olimpico)に戻ったディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督をいら立たせた。

 イタリアのテレビ局のインタビューに応じたシメオネ監督は「GKをたたえなくてはならない。アリソンは素晴らしい仕事をした。シュートは枠に飛んでいたし、サウル(Saul Niguez)の枠に当たったシュート以外にも、コケ(Jorge Resurreccion Merodio 'Koke')やサウルのシュートが何本も止められた。見事なパフォーマンスだ」と話した。

「サッカーで最も重要なのは美しさではなくゴールを決めることであり、われわれにそのゴールが欠けていた以上、ローマは勝ち点1にふさわしい。この1ポイントがのちのち効いてくると思いたい」

 ローマのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ(Eusebio Di Francesco)監督は、選手のコンディションに問題があったと話しながらも「前半は素晴らしかった。後半は特にフィジカルの面で少し落ちたが、この苦しい状況で選手がうまく立ち直ってくれたことに満足している」と話している。

「素晴らしいチームを相手に前向きな結果だ。相手はこの4年で2回決勝に出ているチームで、われわれはチームを作っている最中。それでも50分間は特徴を出しながら素晴らしいサッカーができた。もちろんフィジカルコンディションは上げていく必要がある。私はスペインサッカーが大好きだし、手本にしている」

 どちらもチャンスを作る接戦となったこの試合を見る限り、やはりグループCはこの2チームとチェルシーの三つどもえの戦いになるとみられる。
【翻訳編集】AFPBB News