北朝鮮の朝鮮中央通信は12日、韓国の文在寅政権が「われわれの自衛的措置に言い掛かりをつけて米国との『ミサイル指針』改正に熱を上げている」とする論評を配信した。

米韓が、両国間で取り決めた「ミサイル指針」の改定について原則合意したことへの反発だ。現行のミサイル指針では射程距離800キロメートルの弾道ミサイルに搭載できる弾頭重量が500キロに制限されている。今月4日、韓国の文在寅大統領とトランプ米大統領は電話会談を行い、北朝鮮のミサイルの脅威に対抗するため、弾頭重量を500キロから1トンまで増やすことで合意した。

論評は、「敵がどこにいても、どこから侵犯してきても任意の針の耳のような目標も精密打撃できるように高度に科学化、先端化されたのが、わが戦略兵器の威力である」と主張した。

また、「このような時に、上司にしがみついてミサイル弾頭の重量を増やすことで生きる道を開いてみるというのだから、実に笑止千万である。弾頭の重量問題さえ自分の意のままに決定することができず、米国に縛られて生きる植民地奴僕の哀れな境遇を浮き彫りにさせるだけである」と述べた。

さらに、「弾頭の重量を増やすからといって、変わるものがあるのか。打ち明けて言うと、われわれの核と戦略弾道ロケットは南朝鮮のかいらいなどを相手にするためのものではない」と強調した。