核実験に関する朝鮮労働党委員会の会議に出席した北朝鮮の金正恩委員長。国営の朝鮮中央通信(KCNA)配信。2017年9月3日撮影。同4日配信)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】北朝鮮外務省は13日、国連安全保障理事会(UN Security Council)が採択した新たな制裁決議を「極悪非道な挑発」と非難し、兵器開発をさらに加速させる考えを示した。

 北朝鮮が今月3日、6回目で過去最大規模の核実験を強行したことを受け、国連安全保障理事会は11日、北朝鮮への石油製品の輸出に上限を設けることなどを盛り込んだ新たな制裁決議を採択した。

 これに対し、北朝鮮外務省は国営の朝鮮中央通信(KCNA)を通じて出した声明で「DPRKの正統な自衛権を奪い、大々的な経済封鎖を通じてわが国と人民の息の根を止めることを狙った極悪非道な挑発行為」と強く反発。

「米国が仕立てた不法で邪悪な制裁決議なるものの採択は、朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)が選択した道が全面的に正しいことを裏づける契機となった」とも主張し、「DPRKは国家の主権と生存権を守るための力の強化に一段と力を入れる」と宣言した。

 米国とその同盟国は、より強力な制裁によって北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)政権に圧力をかけ、交渉の席に着かせて兵器開発を中止させたい考え。しかし、制裁で北朝鮮の核開発を阻止できるかについては専門家から懐疑的な見方が出ている。
【翻訳編集】AFPBB News