出会いは高校時代。当時、ふたりはどんな学生だった?

松尾さんは、高校の学園祭に出るためにGLIM SPANKYを結成したそうですが、当時はどんな高校生だったのですか?
亀本 松尾さんは、今は髪も服も明るくなったけど、高校時代は髪も服も真っ黒で、暗かった(笑)。
松尾 バンドの「ゆらゆら帝国」にドハマリしてたから(笑)。音楽だったら浅川マキさんとか、昔のアングラのフォークロック、文学だったら寺山修司、澁澤龍彦とかが好きで。若い頃のオノ・ヨーコさんみたいなファッションをしていました。
ライブのときも真っ黒な衣装で?
松尾 はい。黒の衣装に黒髪パッツン。メイクも赤のリップくらいで。ライブって心が素っ裸になるから、何も装いたくなかったんです。今はオンもオフも変わらないけど、当時はバンドで見せる自分と、プライベートの自分って全然違ってました。
亀本さんは、どうでした?
松尾 カメ(亀本)はサッカー部で……。
亀本 カッコよかったろ?
松尾 アホっぽかったです(笑)。いつも大きな声で笑ってて。カッコいいって言うんじゃなくて、カッコつけてましたね。
亀本 えー? 僕、高校時代はカッコいいって言われてたんですよ。今は誰も言ってくれないから、あきらめたけど(笑)。
サッカー少年が、なぜバンドマンに?
亀本 サッカー部がそんなに忙しくなくて、もうひとつ、趣味を持とうと思ってギターを始めたんです。それが意外と性に合ってたんですよね。GLIM SPANKYを始めたのが、ギターを始めて半年くらい。ちゃんと真面目に練習してたよね? 「ギターができない!」って感じではなかった。
松尾 スポーツ少年だったから、練習する習慣がついてたもんね(笑)。
亀本 そう、部活根性ね(笑)。
そこからこれまで一緒に活動してきて…。GLIM SPANKYにとってのターニングポイントは?
松尾 「GLIM SPANKYでやっていこう」って思ったのは、「閃光ライオット」という10代限定フェスのファイナリストに残ったのがきっかけ。地元の長野では、音楽で食べている人なんて見たことがなかったのに、私たちが(東京)ビッグサイトの屋上でライブをして、インタビューされて雑誌に載って……夢が夢じゃなくなったときかな。でも、バンドを始めたときは、プロになるなんて考えていませんでした。
大学進学を機に東京に来て、本格的に活動を始めたんですよね。
松尾 はい。私は美術を勉強していて、大学で油絵をやろうと思っていたのですが、バンドをやるならデザイン学科のほうがいいと思って、専攻を変えました。それもターニングポイントですね。
自分の思い描いた道を歩んでいる感じですね。
松尾 中学のとき、人生の計画表を書いていたんですけれど、音楽をやっていたらデビューはこれくらいって書いていた通りでした(笑)。
スゴい! 計画表のそのあとは?
松尾 そこまでしか書いてませんでした(笑)。あまり細かく設定すると自分を制限してしまうかもしれないので、今は大まかに決めています。そういう意味では、いい感じで進んでいます。

27歳になった亀本へ、松尾が用意したプレゼントとは?

バンド活動を順調に進めてきたGLIM SPANKYに、挫折はありましたか?
松尾 そういえば、挫折したこと、ないかも。というか、挫折が何なのかわかってないんです。根拠のない自信だけでやってきたけど、ライブでお客さんがいないってことも経験しましたし…。
亀本 それを挫折と捉える人もいるよね。でも、ライブハウスからメジャーにのぼってくるバンドって、お客さんの人数が10人から20、30人になるんじゃなくて、次のライブには100人になって、さらに次のライブには1000人になる。僕らも「GLIM SPANKYはそうなる。タイミングが来れば大丈夫」って思ってました。
松尾 ライブハウスの人やイベントをやっている人が、「GLIM SPANKYは焦らなくても、そのまま行けばいい」って言ってくれたのも大きかったですね。
それは、GLIM SPANKYにしかできない音楽があったからですよね。
松尾 そうなのかな。楽しみながらやってきたから、苦労は感じませんでした。アルバムの中の『Velvet Theater』は、大学1、2年の頃に作ったもので、今もライブで披露し続けている曲。ライブにお客さんがいなくて誰も聴いてくれなかった曲でも、今やったらみんなが聴いてくれる。「ほらみろ!」って、根拠のない自信が、現実になった(笑)。
まさに(笑)。
松尾 昔は、めっちゃ尖ってました。「GLIM SPANKYが売れないなら、日本の音楽業界は終わる」って思ってましたから。デビュー前は(笑)。
GLIM SPANKYとしての、今後の音楽的な目標を教えてください。
松尾 これは高校生のときからの目標なんですけれど、日本人としてのロックを世界でやっていきたいんです。GLIM SPANKYは、日本人だけに向けて音楽を作っているわけではないし、海外の人だけのために作っているわけじゃない。全人類に向けて作っているんです。いろんな国で、国境関係なく音楽をやっていくことが人生を懸けた目標です。
来年は台湾・香港でもワンマンライブがありますね。今年の夏は日本のフェスにたくさん出演しましたが、海外のフェスに行ってもGLIM SPANKYの音楽なら、観客の心をがっつり掴めそうです。
松尾 海外のフェス、行きたいですね。アジア人にしかできないサウンド、東洋のロックを強みにしたいんです。インドがサイケデリックに影響を与えたように、アジア人としてワールドワイドなロックサウンドを突き詰めていきたいと思っています。
今年の夏フェス中に、亀本さんはお誕生日を迎えましたが、お祝いなどしましたか?
亀本 誕生会はしてないけど、松尾さんにプレゼントをもらいました。すごく大きなスポンジ・ボブのぬいぐるみと、彼が飼っているカタツムリのゲイリーも。せっかくもらったので、毎日スポンジ・ボブを抱いて寝ています。もう27歳なのに(笑)。
(笑)。想像すると可愛いですね。では、ふたりにとって癒やしの時間とは?
亀本 僕は特別なことはなくて、家に帰れれば大丈夫。ゲームをしたり音楽を聴いたりボケっとしたりできれば十分リフレッシュになるんです。どんなに忙しくても家には帰れるじゃないですか。家で寝る、それでOKです。
松尾 私はふたつあって。ひとつは音楽以外のもの作りをすること。音楽的なところは充実しているから、服に刺繍したり。もうひとつは、古着とコスメが大好きなので、見たり買ったりすること。創作意欲もわくので、それも大事だなって思います。何にしろ、クリエイトが好きみたいです(笑)。
GLIM SPANKY(グリムスパンキー)
松尾レミ(Vo/Gt)と亀本寛貴(Gt)からなる男女2人組新世代ロックユニット。2014年、ミニアルバム『焦燥』でメジャーデビュー。日本人離れしたハスキーな歌声と音楽性が多くのクリエイターの心を捉え、タイアップも多い。昨年公開された映画『ONE PIECE FILM GOLD』の主題歌『怒りをくれよ』、映画『少女』の主題歌『闇に目を凝らせば』なども担当。今年6月には日比谷野外大音楽堂でのワンマンライブも大成功。10月14日からは、全20公演のワンマンツアー、来年1月には初の台湾・香港でのライブを行う。

CD情報

3rdアルバム『BIZARRE CARNIVAL』
9月13日(水)リリース!


左から初回限定盤、通常盤

【初回限定盤】(CD+DVD)
¥3,700+税
【通常盤】(CD)
¥2,700+税

サイン入りポスタープレゼント

今回インタビューをさせていただいた、GLIM SPANKYさんのサイン入りポスターを抽選で3名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

応募方法
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受付期間
2017年9月13日(水)12:00〜9月19日(火)13:00
当選者確定フロー
  • 当選者発表日/9月20日(水)
  • 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、発送先のご連絡 (個人情報の安全な受け渡し) のため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
  • 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから9月20日(水)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき9月23日(土・祝)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
キャンペーン規約
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