今秋から一般販売が始まる県の新ブランド米「新之助」の卸売価格(60キロ当たり)は1万9000円と、全国的な人気を誇る魚沼産コシヒカリの1万9800円よりも800円安い価格で売り出されることになった。

 県は新之助をコシヒカリと並ぶブランドに育てることを狙っており、デビュー時点から強気の価格設定となった格好だ。

 JA全農にいがたが11日、新潟市中央区で開いた「新潟米懇談会」で全国の卸業者ら向けに発表した。また、新潟米のイメージキャラクターとして元フィギュアスケート選手の浅田真央さん(26)を起用することも明らかにした。

 コシヒカリの卸売価格は産地別で岩船産と佐渡産が1万6600円、生産量の多い一般コシヒカリは1万6300円と、いずれも昨年と比べて300円高い。魚沼産コシヒカリは据え置き、昨年と同じ1万9800円だった。

 全国各地で新ブランド米が投入され、コメをめぐる産地間の競争は激しくなっている。各産地よりも値上げ幅を小幅にとどめることで、店頭価格への影響を抑えたい考えとみられる。

 全農にいがたによると、新之助の出荷は順調にいけば10月上旬に始まる見通し。今秋の県産コシヒカリは全体で約15万トン、新之助は約3千トンの出荷量を見込んでいる。