バスケットボールBリーグの栃木ブレックスの運営会社が平成29年6月期決算を発表し、売上高が初めて10億円を突破したことを明らかにした。

 Bリーグ開幕による露出拡大や初代王者となった好成績が牽引(けんいん)。入場者数も初めて10万人を超え、30年6月期決算の目標売上高を12億円に据えた。(楠城泰介)

 同社によると、売上高は前年度比71%増の10億2500万円、営業利益は430%増の2040万円、税引き前当期利益は318%増の2380万円だった。昨年7月に運営会社がリンクスポーツエンターテインメントから栃木ブレックスに移行したため、27年12月期決算を前年度として比較した。今季開幕を前に、ブレックスアリーナ宇都宮(宇都宮市元今泉)の観客席を400席増席した。

 部門別では、スポンサー収入が最も多く、22%増の3億7730万円。スポンサー数は30社増の210社となった。次いで、好成績の影響で増加したチケット収入が131%増の2億7250万円、グッズが171%増の1億320万円となるなど軒並み増加した。

 年間合計入場者数は3万354人増の10万671人で、平均入場者数は3356人だった。公式SNSのフォロワー数もツイッターが746%増の8万5457件と飛躍的に増加した。

 鎌田真吾社長は「Bリーグ発足でバスケ界が注目された要因は非常に大きかった。優勝した次のシーズンは非常に難しい1年になるので、より大きな目標を掲げて健全経営を目指したい」と話した。