大きく実った丹波栗。クリ拾いが人気を集めている=丹波市氷上町

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 丹波、篠山両市が産地の丹波栗が収穫期を迎え、丹波市氷上町福田地区では「福田観光栗園」がオープンした。

 最盛期は20日過ぎで、クリ拾いの予約が相次いでいるという。

 丹波栗は、平安時代初期に記された「延喜式」にも朝廷にクリを献上する国として「丹波」と記されているように、歴史ある全国ブランド。甘みが強い上に粒が大きく、色つやもよいことで知られる。

 同地区では昭和45年から住民ら7人で栽培に取り組み、現在は高齢化もあって横田啓治さん(77)ら2人が約1万平方メートルで観光栗園を運営している。

 今年は気候に恵まれたこともあって生育は順調で、現在は焼きグリに向いている早生品種が成熟。緑色のイガの中に茶色になったクリが顔をのぞかせ、秋の風情を感じさせる。横田さんは「地面に落ちたクリは成熟した証拠。クリ拾いを楽しんでほしい」と話している。

 10月15日までで、開園は午前9時〜午後3時。入園料(クリ拾い体験)は500円。持ち帰りは1キロ1500円。問い合わせは同園(電)0795・82・1616。