商店街関係者の防火意識を高めようと東京消防庁京橋署は中央区の築地場外市場で12日、商店街振興組合と合同で防火訓練を行った。

 築地場外市場では8月、店舗など7棟が全焼する火災が発生しており、参加者は真剣な表情で火災発生時の行動を確認した。

 築地場外市場で働く従業員ら約40人が参加。消防署員の説明を受けながら、実際に使用する消火器やホースを使って火元と想定した幕に、勢いよく放水した。また、8月の火災でスムーズに行えなかった安否確認の手順も確めた。

 参加したすし店員の榎本未咲さん(27)は「女性でも簡単に扱えるくらいホースが軽く、自分で放水作業ができることが分かった」と驚いた様子。同署は地元商店街で定期的に防火訓練を実施しており、村上哲郎消防司令は「築地は防火意識の高い地域だが、今後も連携を強めたい」と話した。