以前掲載の「史上最高値の更新が続くビットコインは、第二の金になり得るのか?」で、ビットコインの可能性とアメリカ経済の危機について詳述したメルマガ『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』の著者でNY在住の医学博士・しんコロさん。その予想は見事的中し、金やビットコインは大きく値を上げています。今回は、マスコミがビットコインの危険性を絶対に報じない理由と、米中央銀行が日常的に行っている「犯罪まがい」の行為について暴露しています。

当たった予言

3月7日配信のメルマガで、政治経済に不安が生じることで金やビットコインに人が押し寄せて価格が上がるかもしれないと書きました。振り返って見てみると、当時で金価格が1オンスあたり1205ドルだったのが、9月9日現在で1346ドルです。ビットコインに至っては13万円程度だったのが、今では3倍以上になり45万円を超えています。

ビットコイン価格が上がる理由は様々あってここでは詳しくは書きませんが、アメリカの政治経済が危機に瀕しているのが関わっているのは間違いありません。ドルのようにアメリカ政府が「刷りまくって・増やしまくって・借金しまくる」不正直な通貨がそろそろヤバイことに気づき始めた人たちが、自分や家族を守るために「セイフヘイブン(資産を安全に保存できるよりどころ)」を求め始めたのは大きな理由の一つです。

その一例は5000年以上価値が変わらない金や銀であり、そしてブロックチェーンという技術によって価値を得たビットコインです。ビットコインは金と同様に「数に限りがある」という特徴がある上に、「誰もインチキや操作ができない、ましてや政府が勝手に没収できない」という利点をもっているので、セイフヘイブンとして人が集まって来ているのです。

一方、日本のマスコミではビットコインの報道に関して「儲けた人が高級肉でバーベキューをしている」だとか「ビットコイン詐欺横行」だとか、くだらなすぎるネガティブな話題ばかりを取り上げています。

ちなみにNHK が番組で取り上げた「高級肉バーベキューをしていた人たち」はそもそも詐欺集団だったそう。詐欺師と投資家を区別できないような粗末な番組は見る価値ナシです。どのマスコミもビットコインの本質や可能性については全く取り上げずに、投機(ギャンブル)的な側面や、儲かった人たちを「仕事もせずに金儲けした悪者」のようにしか取り上げないレベルの低さにはとても残念に思います。そんなことだから、僕がツイッターでビットコインの話題を出した時に、フォロワーの一部の方達が「しんコロはお金に困ってビットコインに手を出して詐欺に騙されているのでは?」という心配さえされてしまったくらいです(苦笑)。全然ちゃうんだってばー!と声を大にして言いたいです。

お金と戦争と革命

さて、かなり毒を吐きましたが、このメルマガの読者にはもっと深い部分を知っておいてもらいたいのです。歴史を見てみると、アメリカは経済危機になると必ず戦争に向かいます。

例えば1920年代の世界恐慌のきっかけを作ったのはここNY のウォールストリートで、それが引き金となって第二次世界大戦へと世界が巻き込まれました。

また、911の後にもイラクに大量破壊兵器があるとアメリカは主張して戦争に突入しました(実際は大量破壊兵器なんてありませんでした)。ざっくり言えば、アメリカの近代史は「中央銀行の勝手な行為→経済危機→何かしら他国になすりつけてでっちあげ→戦争→経済リセット」の繰り返しです。

それに対し、ビットコインのような中央銀行が介入できない本質的に「人による人のためになり得るお金」は、中央銀行の勝手な行為に歯止めをかけ、人々の自由と生活を守ることができるポテンシャルが沢山あります。それにより、経済危機や戦争によって人命が失われることを防ぐことにさえ繋がります。これは革命的なパラダイムシフトなんです。

一方、政府が発行するドルは「無から有を生む」かのごとく好き勝手刷ることができるし、価値を落とすこともできるし、その気になれば国民の銀行口座も差し押さえることもできるという「不正直なお金」と言っても決して言い過ぎではありません。ただ、国民は「政府が保証しているから」という錯覚でドルを信用してきたのです。でも、その信用が崩れ始める時が刻々と近づいている気がします。

話が飛躍していると思われたかもしれませんが、これは僕だけの特異な持論というわけではなく、現在のアメリカの危機に気づいている人たちは同じ意見を持っています。でも、大手メディアのニュースにはそんなことは全く報道されません。

大手メディアを見れば「アメリカ経済はすごく順調でドルは信頼できる」ということを信じ込ませるためのプロパガンダだらけです。そして最近ではそういったプロパガンダに反することを少しでもYouTube 上で言えば、すぐにGoogle が動画やアカウントをブロックして言論の自由を奪ってしまいます。

一方で、金融市場では金銀の価値が上がるとドルの信用が下がるので、実際には存在さえしない量の金銀の架空取引で価格を売り叩いて下げています。それは実は金融犯罪で、実際にドイツ銀行が訴えられて罰金を課せられたのは記憶に新しいところです。しかし、それでも儲かるので大手銀行はそういったインチキをやめようとしません。とにかく、みなさんの想像を絶するようなメチャクチャな詐欺行為と情報操作が行われています。

何を信用すべきか、すべきでないかに関しては、大手メディアだけを見ていると全くわからないのが今の時代です。中央銀行や金融市場が不正直な一方で、正直なビットコインが登場しても、大手メディアはその存在を叩いて「デーモナイズ(悪者にする)」ばかりです。もしくは、一部のギャンブル好きの人たち向けの投機に関する話題ばかりで、本質があまり語られません。

しかし、ビットコインに代表される「ブロックチェーン技術」は、インターネットの発明以来の革命と言っても過言ではなく、激しい競争と淘汰を経ながらこれまでの世の中を変えてゆくでしょう。僕達は今まさにその変化が起き始める地点にいます。

10年後に振り返ってみて、このブロックチェーン技術がどれだけ政府や大手メディアに邪魔されてゆくか、一方で邪魔や介入に負けずに人類により自由をもたらしているか、その変化の渦の中にいながら行く末を見てゆくのが楽しみです。

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出典元:まぐまぐニュース!