南アフリカサッカー協会は再試合に応じる表明を出した

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 南アフリカサッカー協会(SAFA)は12日、不正が疑われている昨年11月12日のロシアW杯アフリカ予選グループDの南アフリカ代表対セネガル代表戦について、国際サッカー連盟(FIFA)が決定した再試合の裁定に応じることを決めたと発表した。

 争点となっていたのは、南アフリカの先制点につながったPK判定の場面。セネガルDFにハンドの反則が取られたが、実際にはボールは手に当たっていなかった。最終的に、試合は南アフリカが2-1で勝利した。

 この試合を担当したガーナ人のジョセフ・ランプティ主審は「不正を行った」として、アフリカサッカー協会から3か月の資格停止処分を科され、これを受けてFIFAは永久追放処分を下した。スポーツ仲裁裁判所(CAS)もこの処分を支持。その後、FIFAは同試合の再試合を行うことを発表した。

 同協会は公式サイトを通じて、「FIFAから追加の情報を得た」と発表。「FIFAは我々が不正の受益者でないという道徳的、倫理的根拠を調査しようと動いている。そのため、FIFAが決めたセネガルとの再試合を受け入れる決断をした」と説明している。

 もっとも、「この論争に関わる当事者が法廷にこの事案を持ち込み、もし法廷が決定を覆すようなことがあれば、すべてのことは無効となり、われわれはFIFAの再試合に異議を申し立てる権利を留保する」と今後の動向によって姿勢を変えることも示した。

 そして発表文の最後に「フットボールにおいて、我々はいかなる不正も許さない」と強調している。

 4チームで戦うアフリカ予選グループDは、首位のみがロシアW杯の出場権を獲得。2試合を残した現在、勝ち点6でブルキナファソとカーボベルデが並び、セネガルが勝ち点5、南アフリカが4で後を追っている。

 再試合は11月に行われる予定。その場合、セネガルが勝ち点5、南アフリカが勝ち点1の状態で試合が行われることになり、セネガルが勝利すれば一気に首位に立つ可能性もある。


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