上海上港のフッキ【写真:Getty Images】

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 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝2ndレグの試合が12日に開催され、中国の広州恒大と上海上港が対戦した。

 中国勢対決となった準々決勝は、3週間前に行われた1stレグを予想外の結果で終えていた。アジアでも国内でも実績に勝る広州恒大が、FWフッキらを擁する上海上港にアウェイで0-4の大敗を喫し、準決勝進出はほぼ絶望的になったかに見えた。

 だがホームに戻った広州は諦めない姿勢を見せ、4点差からの逆転に向けてゴールを重ねていく。21分には相手守備陣のミスを突いて抜け出したFWアランがGKもかわして先制点。35分にも右からのクロスにアランが頭で合わせ、前半を2-0のリードで折り返した。

 83分には左からのクロスにリカルド・グラルがダイビングヘッドで飛び込み、あと1点にまで迫る。そして後半アディショナルタイムに入ったところで、ゴール前に上がったボールを再びグラルがヘディングで押し込み、ついにトータルスコアを4-4の同点に持ち込むことに成功した。

 延長戦では追いつかれた上海上港が退場者を出し、さらなる苦境に追い込まれる。それでも延長後半の110分にはフッキが強烈な直接フリーキックを突き刺してリードを奪った。

 だが延長戦ではアウェイゴールは適用されないため、広州恒大も1点を奪えば追いつける状況。118分にはPKを獲得し、リカルド・グラルがハットトリックとなるゴールを決めて再びトータルスコアを同点に戻した。

 結局2試合合計5-5のスコアで勝負はPK戦に突入。ハットトリック達成のリカルド・グラルが外してしまい、5-4で上海上港が勝利を収めた。準決勝では、川崎フロンターレ対浦和レッズ戦の勝者と対戦する。

text by 編集部