13億を超える人々が暮らす中国。豊かになった中国人の多くが自家用車を所有するようになった。だが、自家用車を所有する人が増えたことで問題になってくるのが駐車スペースの確保だ。(イメージ写真提供:123RF)

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 13億を超える人々が暮らす中国。豊かになった中国人の多くが自家用車を所有するようになった。だが、自家用車を所有する人が増えたことで問題になってくるのが駐車スペースの確保だ。

 特に中国の都市部では駐車スペースを確保するのに非常に苦労する。駐車場にする土地があるならばマンションや商業ビルを建てたほうが儲かるためだろう。また、中小都市でも駐車場の整備は行き届いていないため、路上に駐車してある自動車が非常に多いのが現状だ。

 中国人が日本について語る際、過去の出来事ゆえに複雑な気持ちになるようだが、日本人の勤勉さや匠の精神には感心せざるを得ないようだ。日本の有料駐車場の設備も感心せざるを得ないことの1つのようで、中国メディアの今日頭条は5日、「日本の駐車設備から匠の精神が感じられた」と伝えつつ、中国国内の状況は日本に比べると「愚かにすら感じられる」と論じる記事を掲載し、日本の駐車場について紹介している。

 記事は、日本で一般的に見られるロック板の付いているコインパーキングの写真を紹介し、非常に巧妙で人件費の節約にもなることを紹介した。また、日本は土地が狭いわりに自動車の台数が多いので、2階建ての駐車場や観覧車のような形の駐車場もあると紹介している。2階建ての駐車場は中国にもあるが、記事によると、利用率は非常に低いようだ。

 ほかにも、60度交差式の駐車場の写真を掲載し、駐車場への車の出し入れが非常に楽であることを紹介し、まとめとして「日本の駐車場を参考にすれば、中国が直面している問題を解決できるのではないか」と読者に問いかけ、「中国は世界的な大国になったが、細かいところでさらにレベルアップできるのではないか」と結んでいる。

 コピー大国と言われた中国でなぜ日本の駐車場の仕組みがコピーされていないのかは不思議だが、ますます自動車が増えるにつれ、駐車スペースの確保に向けて工夫が必要となるのは明白だ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)