外交部の章文リョウ政務次長

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(台北 12日 中央社)国連総会が米ニューヨークで現地時間12日に開幕する。外交部の章文リョウ政務次長は11日午後、記者会見を開き、台湾人の切実な声を国際社会に届ける具体策を説明した。中華民国と国交を持つ友好国に、期間中、台湾を支持する発言を行うよう要請しているほか、それぞれの国連常駐代表も国連のアントニオ・グテレス事務総長宛てに、台湾の国連システムへの参加を訴える書簡を連名で送るという。(リョウ=木へんに梁)

章次長は、台湾が中国大陸の圧力により、昨年の国際民間航空機関(ICAO)総会や今年の世界保健機関(WHO)年次総会(WHA)に出席できなかったことに言及。また、近年、台湾の人々が見学などで国連本部を訪れる際、中国大陸が発行する「台湾居民来往大陸通行証」の提示を求められるケースが相次いでいることにも触れ、これらは全て国連の掲げる正義や基本的人権の保障に反していると指摘。

これらの現状に鑑み、グテレス事務総長への書簡には▽台湾が国連システムから排除されている現状を改善し、台湾を受け入れるべき ▽中華民国旅券所持の台湾人の国連訪問が認められるべき ▽国連が掲げる「持続可能な開発目標」への台湾の参加を認めるべき、以上3つの訴えが列記される。

章次長は国連に対し、台湾の声に耳を傾け、互いに受け入れ可能な方法を模索するべきだと呼び掛けた。

(楊思瑞/編集:塚越西穂)