ヴォルフスブルクにおいて、決定的な影響を与えることができる選手。そこで名前があがるのはダニエル・ディダヴィだろう。開幕から3試合でここまで2得点をマーク。キャリアを通じて膝に問題を抱えてきたプレイメイカーだが、「怪我さえなければ、僕たは得点を重ねてきたよ」とコメント。シュトゥットガルトでは31試合に出場したシーズンで13得点をマークするなど、今回もそれを実証する結果を残している。

だがその一方で別のきっかけもあった、そう証言するのはアンドリース・ヨンカー監督だ。それは今年4月29日に行われたバイエルン・ミュンヘン戦であり、0-6と大敗を喫したあとで、右ウィングとして精彩を欠いた同選手に「厳しく批判した」と明かし、「彼は素晴らしいリアクションをみせてくれたよ。昨季の時点から別の姿をみせていた。それはピッチの内外でね。体づくりでもハードに取り組んでいたんだ。」と評価。さらに「チームのために精力的にプレーする」姿勢に賛辞をおくった。