中国・北京で、e租宝をめぐる詐欺容疑で逮捕され、警察に尋問される誠グループの丁寧会長のニュースを伝えるテレビ画像。Imaginechina提供(2016年2月1日撮影)。(c)Imaginechina

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【AFP=時事】中国史上最大のねずみ講事件と称されたピアツーピア(P2P)融資プラットフォーム「e租宝(Ezubao)」をめぐる詐欺事件で、同社幹部2人に終身刑が言い渡された。国営メディアが12日、伝えた。e租宝は2014年から15年にかけて90万人を超える出資者から76億ドル(約8300億円)をだまし取ったとされる。

 長期に及んだ裁判ではe租宝幹部らの豪勢で派手な生活スタイルが世間の関心を集め、近年、中国経済界にまん延する不正や汚職をあぶり出した裁判の一つとして注目された。

 e租宝がウェブサイトに掲載した投資案件のほとんどが捏造(ねつぞう)だったとみられ、古参の出資者への支払いに新規の出資者の資金を充てていた。

 中国共産党の機関紙「人民日報(People's Daily)」によると、北京(Beijing)の裁判所はe租宝の親会社、誠ホールディングス(Yucheng Holdings)の丁寧(Ding Ning)被告に対し、不正な資金調達や銃の不法所持などの罪で終身刑を言い渡した。

 同じく同社幹部の丁甸(Ding Dian)被告も終身刑判決を受けた。
【翻訳編集】AFPBB News