スター・ウォーズの狂言&屏風が初お披露目、監督「日本の美との繋がりを感じる」

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 「スター・ウォーズ」シリーズ最新作の成功祈願が9月12日に京都の平等院にて行われ、〈スター・ウォーズ狂言〉と〈『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』武人画屏風〉がお披露目された。

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 強い結びつきのある“日本”と“スター・ウォーズ”だけに、世界遺産・平等院での成功祈願には、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の監督・脚本であるライアン・ジョンソンが出席。監督は「子供の頃に大好きになった「スター・ウォーズ」を通して黒澤明監督を好きになり、このような美しい日本文化に触れる機会を頂き大変光栄です。本日は特別な朝になりました!」と興奮気味にコメント。山田啓二 京都府知事は「ふたたび「スター・ウォーズ」を京都に、さらに日本文化の極みであるここ平等院へお招きできることを大変光栄に思います。宇治市は「お茶の京都」としても名高く、是非『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を観ながらお茶も楽しんで頂きたいです。」と歓迎した。

 R2-D2 とC-3PO の誕生に大きな影響を与えた黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』に登場する百姓コンビ・太平と又七。太平と又七は多くの狂言に登場する太郎冠者と次郎冠者を元に作られたと言われており、今回、大蔵流狂言師・茂山千三郎氏が太郎冠者と次郎冠者が登場する狂言「文荷」(ふみにない)をアレンジした〈スター・ウォーズ狂言〉を初披露。茂山千三郎氏はC-3PO 風のお面(太郎冠者)、茂山童司氏はR2-D2 風のお面(次郎冠者)、鈴木実氏はカイロ・レン風のお面(主人)と、いずれも元来より存在する実在のお面、さらにボイスチェンジャーを使用し、日本の伝統芸能である狂言で見事に「スター・ウォーズ」の世界観を表現した。ライアン・ジョンソン監督は「本当に素晴らしかったです。素晴らしい狂言でした! 太郎冠者と次郎冠者の姿勢やボディーランゲージ、掛け合いなど、ドロイドはもちろん様々なキャラクターへの影響を感じ、日本の文化と「スター・ウォーズ」との繋がりを改めて深く感じました。特別な経験をさせて頂きました」と、狂言で表現された「スター・ウォーズ」に感動していた。

 また、宇治出身の武人画アーティスト・こうじょう雅之氏によって「スター・ウォーズ」のキャラクターを描かれたルーカスフィルム公認の屏風も公開。二曲一双の屏風には、今にも飛び出してきそうな迫力満点のカイロ・レン、躍動感のあるR2-D2 とC-3PO が力強く描かれ、日本の伝統美と「スター・ウォーズ」のコラボレーションが実現した。ライアン・ジョンソン監督は力強く美しい屏風を前に「ゴージャスな作品に感謝申し上げます。本当に目を見張る美しさで、「スター・ウォーズ」の様式と日本の美との繋がりを感じます」と、伝統的なアートで表現された「スター・ウォーズ」への感想を語った。〈『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』武人画屏風〉は平等院隣の宇治市観光センターにて、9月13日から10月1日まで期間限定で公開される予定だ。

◎公開情報『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
12月15日(金) 公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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