パリSGデビュー戦となったメツ戦では早速ゴールを決めたエムバペ。そのパフォーマンスを見る限り、新天地でも期待以上の働きをしてくれそうだ。 (C) Getty Images

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 今夏の移籍市場でパリ・サンジェルマンが投じた移籍金は2億3800万ユーロ(約304億6400万円)と言われている。その驚愕の補強の目玉となったのは、他ならぬ世界最高額となる2億2200万ユーロ(284億円)の値がついたブラジル代表FWのネイマールだ。
 
 そして、そのネイマール同様に今夏の目玉補強となったのがキリアン・エムバペ。今シーズンはレンタルでの加入ながら、正式に買い取りが決まる来夏には、モナコへ1億8000万ユーロ(約236億円)が支払われることになっている。
 
 パリSGのナセル・アル・ケライフィ会長は、「信じてほしい。本当にすごい競争だったんだ」と、マンチェスター・シティやアーセナル、R・マドリー、リバプールなどの名前も浮上したエムバペ争奪戦の激しさを振り返った。
 
「いくつかのクラブはウチ以上の額を提示していた。あらゆるビッグクラブが彼を望んだ。だが、我々は彼にプロジェクトと野心を説明した。彼はフランス人であり、パリジャンだ。彼の心にはパリSGがある。フランスに残り、チャンピオンズ・リーグでフランスカラーを守ることを望んだんだよ。
 
 2か月で彼や家族と3回会ったが、まったく金の話はしなかった。驚いたよ。彼らが話したがったのは、サッカーのビジョンや彼自身の将来、プランのことだけだった」
 
 ネイマールは25歳、エムバペは18歳と若く、アル・ケライフィ会長は、「エムバペはあと15年、ネイマールは9〜10年はやれる。できるだけ彼らを引き留めたい」と、両選手と長期にわたって黄金期を築きたいと意気込んだ。
 
 はたして、パリSGは、その野心を現実のものとすることができるのか? まずはクラブの悲願であるチャンピオンズ・リーグ制覇に向けて現地時間9月12日に行なわれるセルティック戦(グループステージ)を確実にモノにしたいところだ。