友人間で気軽に始められるフレンドファンディング「polca」って何?

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この数年で「クラウドファンディング」という言葉を聞く機会がめっきり増えました。これまでのクラウドファンディングといえば、事業資金の調達や、社会的な意義のあるプロジェクト、革新的なアイデアを実現するためのものといったイメージが強いはず。しかし、「pokca(ポルカ)」はもっと身近なクラウドファンディングなんです。

polcaは、クラウドファンディングの最大手でもあるCAMPFIRREが運営する「フレンドファンディング」のアプリ。そう、これまでの資金調達とは違い、友だち間で資金を募るためのサービスなんです。それでは、実際にどのように使われているのかを見ていきましょう。

■審査がないので個人的な企画も気軽に作れる

polcaは、これまでのクラウドファンディングに比べ、簡単に企画を作成できるのが魅力です。アプリをインストールしたら、電話番号認証とユーザー名、IDの入力などをするだけでアカウントが作成できます。

通常のクラウドファンディングは、プロジェクト掲載に関する審査がありますが、polcaには審査がありません。万が一、目標金額を下回って企画が終了した場合も、集まったお金は全額受け取れます。また、現在はキャンペーン期間中につき、決済手数料や振込手数料は無料です。

このサービスは、あくまでもSNSやLINEなどでやり取りをする友だち間でのクラウドファンディングなので、飲み会の資金を集めたり、結婚や出産祝いの購入代金を募ったりといった、“個人的な資金調達”に利用できます。

とはいえ、Twitterで「#polca」や「#ポルカ」などのハッシュタグをつけてプロジェクトを拡散している人もいるので、見ず知らずの相手を支援することも可能です。

 

■目標金額は300円から10万円まで

やりたいことを決めたら、「はじめる」タブから、「はじめる」をタップしましょう。

まずはやりたい企画の内容と、写真を入力します。ここはできるだけ企画のイメージが伝わりやすいものにしてください。

続いて、その企画を実行するのに必要な目標金額を設定し、ひとりあたりの支援金額、お返しを入力します。ひとりあたりの支援金額は300円から3万円の間で自由に設定可能。少額で人数を集めれば、みんなが支援しやすくなるので、ここはあまり金額を上げ過ぎないのが得策です。

企画が完成したら、「作成してシェア」をタップし、さまざまな方法で友だちにシェアしましょう。

今回の例のように、友だちの結婚祝いのプレゼント用に資金を集めるのであれば、遠方に住んでいる人とのお金のやり取りも楽になりますし、手ごろな価格で資金を募ることで、誰もが気軽に参加しやすくなりそうですね。

 

■プロジェクトの検索はTwitterを使うのが便利

polcaはあくまでも友だち間でのやり取りに使うので、アプリ自体にプロジェクトの検索機能はありません。ほかの人がどんなプロジェクトを掲載しているのか調べたいときは、先述のTwitterのハッシュタグを活用しましょう。


気になるプロジェクトを見つけたら、「支援する」をタップ。続いて、支払い方法を設定したら、「支援」をタップします。現在は、MasterCard、VISAのクレジットカードでの支払いのみとなっており、JCBなど他のクレジットカードへの対応にも期待したいところです。

支援が完了すると、企画者からのメッセージが表示されます。また、Twitter上で直接コメントをくれる企画者もいるようです。

本当にあっという間に支援できるので、このライトなクラウドファンディングは少しクセになりそう。お金を通じたつながりなのに、なんだか温かさも感じるpolcaは、これからの時代のクラウドファンディングといえるかもしれません。

>> polca

 

(写真・文/今西絢美)

いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。