10日、韓国農食品の中国向け輸出が、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備をめぐる韓中対立が本格化した今年3月以降、6カ月連続で前年割れしたことが分かった。資料写真。

写真拡大

2017年9月10日、韓国・聯合ニュースによると、韓国農食品の中国向け輸出が、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備をめぐる韓中対立が本格化した今年3月以降、6カ月連続で前年割れした。

韓国農水産食品流通公社(aT)が10日発表した暫定集計によると、8月の中国への農食品輸出額は前年同期比10.8%減の8690万ドル(約94億2400万円)となった。今年1〜8月の累積は8億6000万ドル(約932億6500万円)で、前年同期より6.5%減少した。

今年2月まで前年比で増加傾向だった中国への農食品輸出は、THAAD対立が本格化した3月からマイナスに転じた。今後も二桁減少が続けば、年間全体でマイナス成長を記録することになる。

全体の農食品輸出額のうち、規模で日本に次いで2番目の中国の比重が大きく減少している。昨年1〜8月の中国の割合は16.6%だったが、今年1〜8月は14.4%まで減少した。最大の輸出相手国である日本の割合が同期間に22.1%から23.2%に拡大したのと対照的だ。

今年1〜8月の農食品の累積輸出額は44億ドル(約4771億7100万円)で、前年同期比5.6%増加した。だが前年同期と比べた増加率は、3月に11.3%を記録した後、4月9.7%、5月6.9%、6月6.5%、7月6.1%と継続して鈍化し、8月には5%台まで落ち込んだ。最近、THAADの発射台4基が追加配備された影響で、今後も減少が続くとの見方も出ている。(翻訳・編集/柳川)