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法務省は9月12日、2017年の司法試験に1543人が合格したと発表した。昨年より40人減少した。4年連続で2000人を下回った。合格率は前年比3ポイント増の25.9%(受験者数ベース)だった。

2017年司法試験の受験者数は前年より932人減少して5967人(出願者6716人)。1次選抜である短答式試験には、3937人が合格していた。合格者は男性1228人、女性315人。平均年齢は28.8歳。最年長が71歳で、最年少が21歳だった。

合格者数を法科大学院別にみると、合格者数は慶應義塾大学の144人、東京大学の134人、中央大学の119人と続いた。合格率は京都大学が50.0%でトップ。一橋大学49.6%、東京大学49.4%だった。

法科大学院を修了しなくても受験することができる予備試験を経由した合格者は290人で合格率は72.5%だった。

●合格者「当事者目線に立った弁護士でありたい」

この日、合格者の掲示をした法務省前には、受験生たちも集まった。

4回目の受験で合格した男性(29)は「これで結婚できます。孤独な戦いだったけど、一緒にやってきた友だちが支えになった。何も知らなかった頃の気持ちを忘れず、当事者目線に立った弁護士でありたい」と語った。

発表を受けて、日弁連は「昨年に引き続き法曹人口の増員ペースが一定程度緩和されたことから、この傾向の継続により1500人となることが期待される」とする中本和洋会長の談話を公表した。

(弁護士ドットコムニュース)