脱・いつも同じ服! 「あの人おしゃれ」と思わせる4つのルール
「いつも同じ服を着ているよね」なんて言われたことはありませんか? 悲しいですが、褒め言葉ではないですよね。フレアスカートやワイドパンツ、トレンドの服はたくさん持っているのに、どうして“いつも同じ服を着ている”と思われてしまうのでしょう。そんな悩みを解決してくれるのは、ファッションブロガー・小林直子さん著書の『わたし史上最高のおしゃれになる!』。今回は本書の中から、「いつも同じ服を着ている」と思わせない4つのルールをご紹介します。
■ルール1.1週間に同じ服を2回着ない
理由はわかりませんが、人は1週間で記憶がリセットされるという習性があります。区切りは、月曜から日曜までの1週間。
どういうことかというと、たとえば火曜日と金曜日に同じトップスを着ていたら、まわりから「また同じトップスだ」と思われる可能性があるのですが、金曜日と次の火曜日に着ていても「いつも同じ服」を着ているように思われません。土日をはさむと、人の記憶はリセットされます。
つまり、人が覚えていられる1週間分の枚数があれば、他人からいつも同じ服を着ているとは思われないということ。なので、ブラウスやシャツ、セーターは7枚で十分です。
■ルール2.ボトムスは少なめでOK
人は他人のスカートやパンツなど、ボトムスはあまり見ていません。なぜかというと、コミュニケーションをとるとき、他人の下半身を見ながら話す・聞くことはしないからです。
大体覚えているのは、スカートを履いていたか・パンツを履いていたか・短かったか・長かったかぐらいのもので、形や色、素材についてはほとんど記憶にありません。
シンプルなデザインで、ベーシックなものであればあるほど、人の記憶に残るのはスカートだったのか、パンツだったのかということぐらい。たくさんのアイテムを持ちたくない人は、ベーシックな形・目立たない色のボトムスを選びましょう。その場合、1週間に3回まで着用してもOKです。
ただし、派手な柄物のスカートやパンツは記憶に残りやすいので、着用は週1回までにしてください。
■ルール3.アウターは春夏3枚、秋冬3枚
ジャケットやブルゾン、コートなどのアウターは、春夏用3枚・秋冬用3枚もあれば十分です。それでも少ないという人は、1週間毎日着替えるとして7枚までではよしとしましょう。そのとき注意するのは、同じようなアイテムばかり買わないこと。たとえばコートを買うとして、トレンチコートを3枚買うのではなく、トレンチコート・ダウンコート・チェスターコートなど、それぞれちがうアイテムをそろえるようにしましょう。
■ルール4.靴は7足、バッグは7個
日常的に使う靴とバッグを大まかに分けると、仕事用・休日用・お出かけ用の3つですが、人によってライフスタイルがちがうので、一概に靴は何足必要で、バッグは何個必要とは言えません。
ただ、バッグは毎日使っても問題ありませんが、靴は毎日履くと、靴を休ませる時間がないので、傷みが進みます。そのため靴は、「1日履いたら、1日休ませる」が基本。もし週5日仕事に行くなら、仕事用に最低2足、休日用に1足、お出かけ用に1足が必要になります。
いずれにしろ、靴は1日1足、バッグは1日1個として、1週間の7日間、毎日ちがうものを持つ、あるいは履くことができればいいので、春夏・秋冬それぞれで7足・7個を基準としてください。
また、ルール3でもありましたが、同じような靴やバッグを買うのはやめましょう。もしバッグを買うなら、トートバッグ・ボストンバッグ・クラッチバッグなど、形のちがうものをそろえるようにしましょう。そうすることで、「いつも同じものを持っている人」という印象を避けることができます。
■4つのルールを守って「脱・いつも同じ服」に!
「いつも同じ服を着ている」現象は、ちょっとした工夫で解決できます。4つのルールを守って、「いつも同じ服を着ている人」から「いつもおしゃれな人」になりましょう!
『わたし史上最高のおしゃれになる!』
著者:小林 直子
出版社:扶桑社
定価:本体1,404円(税込み)
(マイナビウーマン編集部)