高収入かつ意義のある職業ランキング トップ10は医療系がほぼ独占

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米国人の多くは、キャリアを選択する際、収入の高さか仕事の意義かのどちらかしか選べないと思っている。しかし、実はどちらも手に入る場合も多い。

報酬が高く、意義ある仕事と感じられる職業を明らかにするべく、フォーブスは報酬調査サイトのペイスケールに独占調査を委託した。調査に使用した職業の分類は、米労働省の職業データベース「O*NET」のグループ分けに基づいている。

ペイスケールは、110万人のユーザーに対して「あなたの仕事は世界をより良い場所にするものですか?」と質問。70%以上の人が「当てはまる」「とてもよく当てはまる」と答えた職業を抽出し、報酬総額(給与や時給、賞与、チップなどの合計)の中央値に基づき順位付けした。

給与が高く、仕事の意義も感じられる職業トップ10は次の通り。(かっこ内数字は、前者が「自分の仕事は世界をより良い場所にすると思う」と答えた人の割合、後者が報酬総額の中央値)

1位 外科医(95% 30万7000ドル)
2位 麻酔専門医(93% 26万8100ドル)
3位 家庭医・一般開業医(86% 17万7400ドル)
4位 小児科医全般(91% 14万9700ドル)
5位 歯科医全般(90% 13万600ドル)
6位 足病医(89% 12万1200ドル)
7位 検眼医(89% 10万4500ドル)
8位 健康診断士・治療施術士(その他全て)(86% 9万6300ドル)
9位 小中高等学校の教育管理者(93% 7万8400ドル)
10位 理学療法士(91% 7万4700ドル)

外科医と麻酔専門医が第1位と第2位に輝いた。年収の中央値は外科医が30万7000ドル(約3350万円)、麻酔専門医が26万8100ドル(約2920万円)だ。報酬の高さに加え、この2つの職業の従事者の間では仕事に意義を感じている人の割合が非常に高い。「自分の仕事が世界をより良い場所にしている」と感じている人の割合は、外科医が95%、麻酔専門医が93%だった。

家庭医・一般開業医は第3位にランクインし、年収は17万7400ドル(約1930万円)だった。他には、小児科医、歯科医、足病医、検眼医がトップ10入りを果たした。

第8位の健康診断士・治療施術士には、ナースプラクティショナー(一定の医療行為を行う資格を持った看護師)などが含まれる。年収は9万6300ドル(約1040万円)に上る。第9位に入った小中高等学校の教育管理者は、校長や教頭が該当する。年収は7万8400ドル(約850万円)で、米労働統計局(BLS)によると米国では約24万3000人が従事している。

上位40位に入った唯一の科学系職業は、第18位の生化学者・生物物理学者だった。また、自分の仕事に意義を感じる人の割合が非常に高い職業には音楽監督・作曲家があり、93%が自分の仕事は世界をよりよくしていると感じていた。しかし、年収中央値は4万8100ドル(約520万円)と低水準だったため、ランキングでは28位にとどまった。

自らの職業に意義を感じている人の割合が最も高かったのは聖職者で、97%が世界に貢献していると感じていた。年収中央値は音楽監督・作曲家より少し低い4万6900ドル(約510万円)だった。