11日、ドナルド・トランプ米大統領の長女イヴァンカ氏の家族が中国政府に招待され、9月中に訪中することが決まったと一部で報じられていたが、最近になって米国側によりキャンセルされたことが分かった。資料写真。

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2017年9月11日、米華字メディアの多維新聞によると、ドナルド・トランプ米大統領の長女イヴァンカ氏の家族が中国政府に招待され、9月中に訪中することが決まったと一部で報じられていたが、最近になって米国側によりキャンセルされたことが分かった。

英紙ガーディアンは9日、「ワシントンと北京の関係における新たな懸念が広がる中、大統領の娘・イヴァンカ氏と娘婿のクシュナー氏による中国への今月の熱狂的な旅は、取り消されたようだ」と伝えている。

イヴァンカ夫妻の9月の訪中は、今年後半の大統領自身の訪中に向けた地ならしとみられていた。だがトランプ氏の上級顧問であるクシュナー氏が訪中を拒否したもようだ。

トランプ政権の関係者は「訪中はもともと予定されておらず、したがってキャンセルということはない」と主張している。だがワシントンの中国問題専門家、ビル・ビショップ氏は「それはうそだ」とし「彼らは間違いなく(訪中について)話していた」と述べている。

ビショップ氏は、訪中中止は中国の外交官に打撃を与えたと指摘する。米中関係の安定とトランプ氏の中国攻撃の緩和を期待し、このセレブリティーカップルとの関係を育てることに心血を注いできたためだ。

中国の一部の政治活動家は、イヴァンカ夫妻が中国からの招待を拒否したことの重要性を軽視しようとしている。復旦大学の米国問題専門家、沈丁立(シェン・ディンリー)氏は「それは中米関係に影響を与えないだろう。イヴァンカ氏は中国に来るべきではない。2国間関係を改善するために娘に依存している国は世界に一つもない」と述べている。(翻訳・編集/柳川)