上司との関係が良好か否かという問題は、仕事をしていくうえで大きなウェイトを占めるはず。

そこで、上司との関係で悩む社会人たちのために、コスモポリタン アメリカ版が『Radical Candor: Be a Kick-Ass Boss Without Losing Your Humanity(過激な正直者 〜人間性を失わずに尊敬される上司になるために〜/原題訳)』というキャリア本を出版し、職場における人間関係の改善を支援する会社「Candor, Inc.」の共同創設者兼CEOをつとめるキム・スコットさんから、"やりづらい上司との上手な付き合い方"についてアドバイスを貰いました。

1.いつも忙しくしていて、時間を取ってくれない上司

「まず、どうして上司がそんなに忙しいのかを考えてみましょう。そして、上司の負担を少しでも減らすために仕事を引き受けてあげるといいでしょう。そうすれば、自分の勉強にもなるし、win-winの結果になるのでは? 実際に1対1で話す機会をもらえた時は、すぐに本題に入れるよう準備をしておくといいですね。例えば、何か問題提起をするのであれば、それに対する解決策を3つほど用意しておくとか。メールで連絡する際も、同様の効率性を心がけ、1〜2行ほどの端的な内容にすること。上司に日頃から長いメールを読ませていては、直接話す時も時間がかかってしまう相手だと思われてしまいがち。普段から効率的な関係を築けていれば、向こうもあなたに投資してくれるようになるかもしれません」

2.面白い仕事を任せてくれない上司

「面白いプロジェクトはいつも他の同僚が担当になる…となれば、たとえその上司が故意にしているわけではなくても、誰だって『認められていない』とか『仲間はずれにされた』と感じてしまうものですよね。まず、自分の仕事を上司にしっかりと認めてもらえるようにしましょう。タスクをきちんとこなし、時には恥ずかしがらずに成果をアピールすることも大事です。それでもまだ何も変わらないようなら、本人に改善策やアドバイスを直接求めてみるのもいいかもしれません。例えば、『Aさんが素晴らしいチャンスを与えられているのを見て、どうすれば自分も彼女のように仕事を任せてもらえるのか考えています。アドバイスを貰えませんか?』と聞いてみるとか。勤務評価面談なども、アドバイスを求める1つの良いタイミングですし、一般的にこれに対しては好意的に応えてくれるリーダーが多いです」

3.個人的な用事を頼んでくる上司

「もしかしたら、その上司はただ単に目の前のことに追われて必死なのかもしれません。そういう時に、役に立つ存在でいることに越したことはないのでは?  ただし、あなたの役職が"パーソナルアシスタント"である場合は、境界線の引き方に注意が必要です。もしお子さんの学校の勉強の手伝いをして欲しい、といった類のことを頼まれたら、『わかりました。でもその場合、今進めている別の仕事が終わらなくなってしまいますが、大丈夫ですか?』と聞いてみましょう。仕事を優先して一生懸命であることをきちんと提示できれば、向こうもあなたへの物事の頼み方を見直してくれるでしょう。それでも不条理な仕事を頼まれ続けるのであれば、転職を考えたほうがいいかもしれません」

4.大勢の前で叱ってくる上司

「そういう時は、とにかく落ち着いて冷静に。怯えたり、反抗的になったりしてはいけません。後日、上司の陰口を叩くのではなく、本人に"具体的に何を意味していたのか"を個人的に聞いてみるといいでしょう。建設的な叱責ならありがたく受け取るようにすること。それを贈り物として受け取れれば、どんどん自分が成長していけるはずです。悔しくても、上司の言葉に賛成できるポイントを見つけて、『すごく参考になりました。また相談に乗ってもらってもいいですか?』と言えば、向こうもイヤな気はしないでしょう」

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: 名和友梨香

COSMOPOLITAN US