具だくさんがたまらない!盛岡流コッペパンは種類豊富でボリューム満点!

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丸くて親しみやすいフォルムと素朴な味わいが特徴の“コッペパン”。ジャムやバターをはさんだものを学校の給食で食べた記憶がある人も多いのではないでしょうか。最近では“コッペパン専門店”も増え、街中で見かける機会も多くなりました。

そんなコッペパンですが、実は盛岡人のソウルフードなのをご存じですか? 盛岡にある「福田パン」は、地元の人や観光客で行列ができることで有名です。バターやジャムなどをはさんだ甘いものはもちろん、れんこんしめじやしょうが焼き入りといった惣菜系まで、サンドイッチのように具だくさん。そう、盛岡ではお腹をすかせた男子高校生が学校帰りにかぶりつくイメージなんです。

そんないわゆる"盛岡流”のコッペパンが買えるコッペパン専門店「(食)盛岡製パン」の都内初の店舗が東京・狛江にオープンしたと聞き、さっそく行ってきました!

■1号店は1日に1000個完売!

▲1号店の行徳店人気ナンバーワンの「北海道産あんと削りバター」(210円)

「(食)盛岡製パン」は、盛岡のコッペパンサンドを販売する “コッペパン専門店”。2017年4月に1号店を千葉県市川市の行徳にオープンし、1日1000個のコッペパンサンドが完売する行列店となっています。コッペパンは、岩手県産小麦「ゆきちから」を配合し店内で焼き上げています。ふっくらとした食感が特徴のコッペパンにクリームやジャムをはさんだ“お菓子コッペ”(160円〜)や、たまごやコンビーフ、盛岡じゃじゃ麺などのおかずをはさんだ“おかずコッペ”(240円〜)など20種類以上が揃います。

▲おかずコッペの「コンビーフポテト」(300円/写真左)と「野菜たまご」(280円/写真右)

 

■驚きのビジュアルとボリューム!

▲パン屋さんでありながら、お祭りの屋台のような際立った外観。テイクアウト専門です

2号店となる狛江店は、小田急線狛江駅から徒歩約2分のところにあります。大きな赤い屋根と「(食)」「盛岡」と書かれたちょうちんが目印。店名の「(食)盛岡製パン」というネーミングについて、代表取締役の大舘さんによると「昔なつかしのコッペパンというイメージを大切にした」とのこと。ちなみに「(食)」は発音しなくてよいそうです(笑)。

▲ガラスケースの向こうは缶に入った具材がずらり

厨房も入れて約9坪というこぢんまりした店内には、具材や商品が所狭しと並びます。お客さん2〜3人でいっぱいになってしまうくらいの広さ。レジで注文すると、その場で具材を入れて提供してくれるスタイル。注文したものを目の前で作ってもらえるのって、ちょっとワクワクしますよね。

25種類あるメニューのなかから、今回は狛江店限定のおかずコッペ「お子様ランチ」(460円)と、行徳店でも人気の「前沢牛コロッケ」(460円)を注文。コロッケはともかく、お子様ランチって一体何が入っているんだろう…。

▲ナポリタンスパゲティにたまごにミートボール…。具材だけでそのまま食べたくなりそう

注文して数分後、完成したのがこちら。見てくださいこの豪快さ! はさまりきらないんじゃないかと思うほどの具材の多さ。食べる前に写真を撮ろうとしてつかんだら、思わず落としそうになったほどのズッシリ感。いや〜、あぶないあぶない。昔、給食で食べた軽くてフカフカのコッペパンのイメージががらっと変わったかも。このビジュアルとボリューム、なかなかにそそられますよね。ということで、撮影もそこそこに、さっそくいただきます。

 

■このビジュアルはまさに“お子様ランチ”

▲行徳店人気No.3の「前沢牛コロッケ」(460円/写真左)と狛江店限定の「お子様ランチ」(460円/写真右)

まずは「お子様ランチ」から。右半分にナポリタンスパゲッティ、左半分にたまごペーストがたっぷり。これだけでも十分ボリュームがあるのに、さらにミートボール2個、タコさんウインナーまで乗っています。もう“好きな食べ物全部のせ”状態で、とにかく豪華! お皿がコッペパンになって、その上に具材がたくさん乗っているイメージです。どこから食べるか迷ったけど、行儀悪いと思いつつ両端から一口ずつガブリ!

▲もはやお子様ランチのボリュームじゃない「お子様ランチ」

ふっくらとしたプレーンなコッペパンに、それぞれの具材が絶妙にマッチ。これだけいろいろ入っているにもかかわらず、具材の味つけが濃すぎないからなのか、味同士がケンカしないのが不思議。食べ進めていく途中でミートボールやタコさんウインナーに出あうと、なんだかうれしくなってしまう。ひと口ごとに反対側の具がこぼれないか確認しつつ食べたくらい、具がぎっしりです。いろんな味が楽しめて、飽きずに完食できるコッペパンサンドでした。

続いて「前沢牛コロッケ」をガブリ。千切りキャベツに、照り焼きソースをあわせた岩手特産の「前沢牛」を使ったコロッケがまるごとひとつ乗った、惣菜系の王道コッペパンサンド。ふわっとしたコッペパンにシャキッとしたキャベツ、ジューシーなコロッケ、サクサクの衣の食感が一度に楽しめます。注文を受けてからコロッケにソースをかけるので、ソースのしみ込み具合がちょうどいいのもポイント。コロッケひとつが大きく、想像以上の食べごたえ。これは人気なのも納得。

正直コッペパンってどこか“おやつ”のイメージがあったけど、「お子様ランチ」しかり、このボリュームはもう“ごはん”です。なんといってもこのお値段でこの満足感! サクッとごはんを食べたいときにもぴったりです。

 

■お菓子系だって盛岡らしく!

▲「南部一郎かぼちゃあんとローストナッツ」(220円/写真左)と、「南部せんべい&チョコレート」(220円/写真右)

このほか、甘いコッペパン「お菓子コッペ」も見逃せません。「いちごジャム」(180円)や「たっぷりカスタード」(190円)といったいわゆる定番系メニューのほか、岩手県特産の「南部一郎かぼちゃ」を使ったものや、「南部せんべい」とチョコレートを合わせたものまで種類豊富! 自分用にはもちろん、おみやげにも喜ばれること間違いなしです。どの商品もボリューム満点なので、いろんな味を楽しみたいときは数人でシェアするのがおすすめ。売り切れ次第終了なので、お目当てのコッペパンがある人はお早めに!

▼(食)盛岡製パン 狛江店

東京都狛江市中和泉1-1-1
10時〜19時(売切れ次第終了)
年中無休

>> (食)盛岡製パン

 

(取材・文/南場みなみ)