瑞宝会の土屋和夫理事長の記者会見でのやり取り要旨は次の通り。

 −−今回の事件の概要は

 「(被害男性は)4月に救急搬送された段階では、若干くちびるが青く、背骨が一部欠落していた状態。さらに脾臓(ひぞう)から1リットルの出血が見受けられた。私は事故の可能性があると思っていたが、事件性があるということで警察が動き、特定の職員による暴行行為があるということになった。粛々と事件解決に向かってほしいと考えている」

 −−(男性の)体調不良から搬送まで(1日以上)時間がかかっている

 「詳細について(細かい時刻)報告はしかねるが、看護記録などを精査すれば分かる。搬送当日夕方、看護師から私に報告があって、唇の色が悪くて食欲がないから救急車を呼びたいと申し出があり、対応した。(県警に押収された)データがあれば、お話ができるが、すみやかな救急搬送だったと思う。(前日夕から体調不良になっていたが)そのへんは把握できなくて反省している」

 −−男性は以前から体調不良があったのか

 「検温、血圧などの異常はなかったと報告を受けている」

 −−事件を受けて、残った利用者へのケアは

 「親になった気持ちで利用者たちを育てていきたい。逃げも隠れもしません。善処することは善処する。職員を信じている。(職員による暴行ではなく)事故であってほしかった。虐待行為はさみしい」