知的障害者支援施設「ビ・ブライト」を運営する社会福祉法人、瑞宝会の事務局が県警の捜索を受けた=11日午後、宇都宮市下栗町(斎藤有美撮影)

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 栃木県宇都宮市西刑部町の知的障害者支援施設「ビ・ブライト」で4月、職員が入所者の20代後半の男性を暴行してけがを負わせた疑いが強まり、県警が11日、同施設と運営する社会福祉法人「瑞宝会」(同市下栗町)などを家宅捜索した。

 捜索は午前8時半ごろに始まり、県警の捜査員が段ボール箱などを手に複数の関連施設に入った。午後4時ごろに終了。同会の土屋和夫理事長によると、職員の資料や過去の事故報告書などが押収された。

 土屋理事長は同日、同会事務所で記者会見して「あってはならない職員による暴行または虐待行為がほぼ確定したのではないかと、(警察の)捜査を受けた」と述べ、職員の暴行があった可能性が高いことを明らかにした。さらに「両親からの心穏やかに過ごせる場所を見つけてやりたいとの希望に応えるべく(被害者を)預かっていたが、このような結果を招き、責任を痛感している。決して人ごとではなく、わが身のように考えている」と謝罪した。