有楽製菓の看板商品である「ブラックサンダー」にはいろいろな派生形があり、2017年9月11日(月)からは全国のコンビニエンスストアに「もちもちブラックサンダーきなこ」が姿を現しています。2016年に好評だった「もちもち」シリーズの新商品だということで、今回のもちもちっぷりを味わうために、コンビニへ走ってきました。

ユーラクニュース: 「もちもちブラックサンダーきなこ」 新発売のお知らせ

http://yurakuseika.lekumo.biz/blog/2017/09/post-4803.html

「もちもちブラックサンダーきなこ」は税込43円、「ブラックサンダー」は税込33円で、10円の差がありました。パッケージの文句も「いとおかし、イナズマ級!」に変化しています。



原材料はこんな感じ、トップが「油脂加工食品」で、準チョコレート、ココアクッキー、小麦粉、餅風グミと続きます。



ノーマルの「ブラックサンダー」だとココアクッキー、砂糖、植物油脂という順番。餅風グミなどが入ったことで、ココアクッキーの分量が減っていると読み取れます。



栄養成分表示を見てみると、2つとも110kcalですが、たんぱく質・脂質・炭水化物などの内訳量が変化していました。



袋から出して並べてみると、わずかに「もちもちブラックサンダーきなこ」(左)の色が薄く、わずかに短いことがわかりました。



断面はこんな感じ。



コレが食感を大きく変化させている餅風グミ。「ブラックサンダー」といえば「サクサク」と歯が突き刺さるような食感で食べ心地のよいチョコレート菓子ですが、餅風グミは歯がぐにゃっと跳ね返されるような強い弾力があって戸惑います。チョコレートも、きなこが混ざったことでやや粒状感があり、チョコレートの甘味の裏から練ったきなこの「もったり」とした重い甘味がやってきます。安倍川餅や、わらび餅にきなこをかけて食べたときにできる「きなこの塊」が好きな人なら気に入る味だと思います。