カラオケで思いっきり騒いで楽しかったのは良かったものの、それ以来何だか声が出しづらいというあなた。全部が全部というわけではありませんが、カラオケ以来声が出しづらいというその症状、もしかすると声帯ポリープを発症しているのかもしれませんよ。声帯ポリープとは何なのか、その原因は何なのかについて調べてみました。

声帯ポリープってどういう状態?

わたしたちが発声するときは、咽頭にあるヒダのようなもの、つまり声帯を動かし、ここを通る空気を振動させて声を出しています。しかし何かしらの原因でこの声帯にふくらみができると、声帯が上手く閉じられなくなるため、声がかすれたり、しゃがれた声になったり、声がだしづらくなったりします。この声帯にできるふくらみが「声帯ポリープ」といわれるものです。声帯ポリープは声帯に何かしらの負担がかかることで発症するものであることから、歌手やアナウンサーといった、声を使う仕事の方に多い症状とされているのです。

どのようにして声帯ポリープはできる?

カラオケなどでわたしたちが無理な発声や大声を出し続けていると、声帯粘膜の毛細血管が少しずつ傷ついていき、出血を伴うことによって血腫が発生します。この後声帯に無理をかけず安静が得られることでこの血腫はなくなるようですが、ここから更に声帯に負担をかけ続けることで声帯ポリープが形成されてしまうようです。ちなみに声帯ポリープは発声のみに及ばず、飲酒や喫煙によってももたらされるそう。耳鼻咽頭科に言わせれば、声帯ポリープの患者のほとんどが発声と喫煙によるものだそうです。声を仕事にする方だけでなく、喫煙する方においても注意が必要だということです。

声帯ポリープの治療法は?

声帯ポリープの初期段階で早期発見できれば、喉の安静を守った上で投薬治療を施すことで治療が可能のようです。安静を保ち自然な代謝を促すことにより声帯ポリープは自然と消えていきます。ただし治療することなく声帯を酷使し続けた場合、声帯ポリープが大きくなってしまい、外科手術が必要となることがあります。手術の際は全身麻酔をし、声帯ポリープを切除していくという結構大掛かりのものです。手術後5日間の絶対安静期間も必要となるため、できることなら手術は避けたいところですよね。こうならないためには声帯の調子がおかしいと感じた時点ですぐに耳鼻咽頭科を受診し、早期治療に励む。もしくは日頃から喉を酷使しすぎないよう注意を心がけておきましょう。(カラオケに誘われたら、密かにカラオケダイエットしちゃおう!)も要チェックです。


writer:サプリ編集部