残念なお知らせを聞いて落ち込む女性

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がんばってきたあなたへ贈るトイアンナの「生きづらさ」診療所 71
著/トイアンナ

こんにちは、トイアンナです。人生相談をうかがい、支援させていただくお仕事をしていると「運が悪いんです」と相談をいただくことがあります。


相談しても、罪悪感がつのります

泣きっ面に蜂と言われるように、不幸が立てて続けに起きるタイミングってあるものです。私の例では、婚約者に5股をかけられ泣く泣く別れようとしているタイミングで、祖父が背骨を骨折。すっかり落ち込んで「早く寿命がきてほしいよ……」と嘆く祖父を見ながら、「死にたいのはこっちだよ」と泣きながら帰りました。

あのとき怪しいセミナーのお誘いが来たら、乗っちゃったかもしれません。今となっては鋼のメンタルで元気に暮らしていますが、当時はそれくらい落ち込んでいました。

そういうときって、ヘビーすぎて友達にもおいそれと相談できません。話したところで友人が円満な解決策をくれるわけでもない。せいぜい「つらいよね」と一緒に受け止めてもらえるだけです。それだけでもありがたいけれど、目の前のトラブルが減るわけでなし。むしろ相談したことで重い空気にしてしまったんじゃないかと、罪悪感にかられます。

「運が悪い」と思いたくなるような体調になっていませんか

そういうときって、決定的に欠けているものがあるんです。十分な睡眠と、健康的な食事です。そんなことを考えられないくらい落ち込んでいるから当たり前なのですが、まともに眠ったり、食べたりできないときの思考はどうしても偏ります。「何もかも私のせいじゃないか」「自分は運が悪い人間なんだ」と極端な結論を選んでしまうのにも、体調は影響していることでしょう。

逆に、あなたが毎日ぐっすり寝て、体調も万全だったと考えてみてください。悪いことが続いても「そんなこともあるさ」「どうすれば楽になれるか考えよう」と行動を起こせるとは思いませんか。運が悪いのではないか、と考え始めている時点で、もしかすると心だけでなく、体がクタクタになっているのかもしれません。

食べてから横になって、思うままに寝てみましょう

あなたの好きな食べ物はなんですか? 思いつかないなら、子供のころ好きだったものでも構いません。胃袋を満たしてあげましょう。甘いもの? ジャンクフード? 上等です。疲れているときに食べないで、いつ食べるんでしょう。食べたら横になりましょう。眠れなければ薬を使ってもいいし、横になるだけでも大丈夫。まずは「運が悪いんじゃないか」という気持ちが落ち着くまで、ゆっくり休んでくださいね。

トイアンナとは?
人気コラムニスト, ライター。ブログ『トイアンナのぐだぐだ』をはじめ、人の生きざまを分析する文章でファンを獲得し月間50万PVを記録。
http://toianna.hatenablog.com/