俳優の高良健吾が10日、東京・有明にある東京臨海広域防災公園「そなエリア」内オペレーションルームで国内最大級の体験型防災イベント『みんなの防災+ソナエ』の記者発表会に参加。高良の故郷・熊本では昨年4月に熊本地震が発生してから約1年半が経過したが「大切なのはイメージトレーニング」とあらためて防災を呼びかけた。

 地震発生直後に高良は熊本に急行。給水などのボランティアを仲間と共に行った。「どの避難所でも水を配る時に並ぶと必ずお年寄りと子どもたちを優先的に並ばせていた」姿に感動を覚えた。さらに「大変な状況でもユーモアを忘れない人がいる。その人たちが必ず、その場所で何かをほぐしている。ユーモアのパワーを感じました」と振り返った。

 現地に入った高良だからこそ分かる災害への備えを問われると「いろんな装備は用意している」と明かしつつも「大切なのはイメージトレーニング」と語った。「自分がそういう状況に陥ったとき、どう行動するのかを軽くでもイメージすると違う。そうなったら一瞬、落ち着けるし、1歩目が早くなると思う」と心の準備の大切さを説いた。

 高良は地震保険加入を呼びかけるCMに出演している。“家族”がテーマでCMでは初めてのパパ役で出演している。「個人的に30歳になる。30歳になるのを、すごく意識してきたし備えてきた。自分にも、こういう役が増えていくんだなという気がする。楽しみしかありません」とにっこりだった。

 また、この日、記者発表会が行われたオペレーションルームは昨年、大ヒットした映画『シン・ゴジラ』の対策本部として使用された場所でもある。映画の撮影やこの日は内閣府の許可が特別に出たため、入室が許された。同作に出演している高良は「『シン・ゴジラ』の撮影のときにお借りしました。いろんな場所でロケをしたんですけど、特に印象的に残っている。懐かしいですね」としみじみ。「まだゴジラとは決まっていない時で、あの物体は何だってシーンで楽しかったです」と笑顔を見せた。

 森田正光、木原実、鈴江奈々、くまモンも参加した。森田は祇園祭が約1000年前の城南地震を風化させないために行われたことが起源であることを明かし「楽しまないと次世代に残っていかない。防災を堅苦しくではなく、面白く伝承していくといいなと思う」と呼びかけた。

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