【ソウル聯合ニュース】韓国政府は12日、北朝鮮の6回目の核実験を受け、国連安全保障理事会が石油精製品の供給や原油輸出に上限を設ける新たな制裁決議を採択したことについて、「国際平和と安全に対する重大な挑戦である北の無謀で無責任な核開発を決して容認しないという国際社会の強力な意志を再度表明したものと評価する」と歓迎する声明を発表した。

 声明は「挑発は外交孤立や経済的圧迫を深刻化させるだけという国際社会の厳しい警告を、北は深刻に受け止めなければならない」として、「非核化の決断だけが安全や経済発展を保障される道であることに気付き、わが政府と国際社会が提示する非核化と平和の道へ早急に出てこなければならない」と促した。

 その上で、「政府は安保理制裁決議が徹底的に履行されるよう国際社会との連携をさらに強化し、北の根本的な非核化や朝鮮半島における恒久的な平和定着に向けた努力も継続していく」とした。