レアルがテニス界の「最強マドリディスタ」の偉業を祝福 かつては若き至宝の獲得に貢献

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スペインの英雄ナダルの全米オープン優勝を祝し、ツイッターにメッセージ投稿

 レアル・マドリードは世界で最も有名な“サポーター”であり、“敏腕スカウト”の偉業を公式ツイッターで祝福し、大きな話題になっている。

「USオープン 我々の名誉会員ラファエル・ナダル、グランドスラム16回目の優勝おめでとう」

 公式ツイッターで公開されたのは、ニューヨークで行われたテニスの四大大会、全米オープンの優勝カップを高々と掲げるナダル(スペイン)の写真。ケビン・アンダーソン(南アフリカ)との頂上決戦を6-3、6-3、6-4のストレートで制し、4年ぶり3度目の優勝を果たしたスペインの英雄を称えた。

 ナダルは地中海西部のバレアレス海に浮かぶマジョルカ島出身で、地元クラブのマジョルカが経営危機に陥った際には株主になるなど男気を見せた一方、「マドリディスタ」としても有名。そして、レアルの若き至宝の獲得に尽力した“名スカウト”でもある。

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに代わる次代のエースと期待される若きレフティー、スペイン代表FWマルコ・アセンシオをレアルが獲得した“最大の功労者”でもある。

アセンシオの獲得を陰で支える“敏腕ぶり”

 2014年12月、マドリードはマジョルカでプレーしていたアセンシオを移籍金わずか350万ユーロ(当時5億8000万円)で獲得。辣腕で鳴らすフロレンティーノ・ペレス会長はかつてスペインのラジオ局「オンダセロ」で裏話を明かしている。

「私はラファ・ナダルに電話した。当時マジョルカの強化部長だった彼の叔父、ミゲル・アンヘルに聞いてほしいと頼んだんだ。我々が獲得したいと伝えたんだ。彼は完璧に手はずを整えてくれた。ディール(契約)はすぐに実現したんだ」

 叔父のミゲル・アンヘル・ナダルは「ドリームチーム」と呼ばれた伝説の名将ヨハン・クライフ氏が指揮したバルセロナでプレーしていたが、ずっとレアルサポーターだった。

 宿敵バルセロナも獲得に乗り出したアセンシオは、エスパニョールでの武者修行を経て、レアルの若き至宝に成長。スペイン代表の主軸になろうとしている。

 このツイートの返信欄には「ラファエル・ナダル、未来のレアル・マドリード会長、おめでとう」「レジェンド」「チームが勝てなくても、せめて彼が勝ってくれれば」などサポーターからも祝福コメントが相次いだ。

クラブのブランド力を高め、エース獲得に尽力した「最強のサポーター」の栄光を、白い巨人とサポーターは誰よりも称えている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

【写真】レアルが公式ツイッターで紹介したナダルの全米オープン制覇の瞬間

https://twitter.com/realmadrid/status/907023788646256640

レアルが公式ツイッターで紹介したナダルの全米オープン制覇の瞬間