完全にオワコン化したプレミアムフライデーですが、経団連はまだ悪あがきを続けるようです。詳細は以下から。

経産省が2億円の予算を投じて経団連と共に鳴り物入りで2017年2月から開始したものの、半年も経たないうちにネタ的にしか扱われなくなったプレミアムフライデー。「月末金曜日は15時に退社して普段よりもちょっと贅沢な消費を楽しんでもらう」という冷え込む消費のケツを叩く付け焼き刃のキャンペーンは消費者に見向きもされないまま野ざらしになっていました。
「月末のクソ忙しい金曜日に早上がりなんてできるわけがない」という大方の社会人の一般常識すら一顧だにしていない以上受け入れられるわけもなかったのですが、加えて「それよりも贅沢できるだけの賃金を出せ」「毎日残業で定時退社すらむずかしいんだが待遇改善が先」「サービス業だから全く関係なし」という声がネット上などでは吹き上がっていました。
しかし計三連の榊原会長は9月11日の記者会見で、「東京や一部の都市では(取り組みが)続いているが、地方では浸透していない所もある」と、まだ定着が不十分だとの認識を示した上で「企業にとって月末は忙しい時期だ。『月初めにしてほしい』という声は強く、見直すとすればそのあたりになる」として、あくまでプレミアムフライデーを継続したまま時期をずらして延命を計る目算です。
消費を伸ばしたいのであれば非正規雇用をはじめとした不安定な雇用形態がまかり通り、苛烈な長時間労働が横行している現状を改めるのが最優先なはずですがそちらに手を付けないまま、どれだけ目先のキャンペーンを打っても誰にも刺さらない事には早く気付くべきでしょう。
榊原会長は同じ記者会見の中で、これまで以上に苛烈な労働環境に働く人を放り込む残業代ゼロ法案を盛り込んだ労働基準法改正案に関して「速やかに国会を通してほしい」とも発言していますが、これは高度なギャグかなにかなのでしょうか?

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