エジプトの警察官(2017年1月25日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】エジプトの北シナイ(North Sinai)県で11日、治安当局の車列が武装集団に襲撃され、18人が死亡した。治安筋や医療関係者らが明らかにした。同域では警察や軍が、攻撃を繰り返すイスラム過激派との戦いを続けている。

 現場は同県ビルアルアベド(Bir al-Abed)付近。同国内務省は襲撃で死傷者が出たことは認めたが、その人数は明らかにしなかった。犠牲者の中に民間人が含まれているかどうかも不明。

 事件は、港湾都市イスマイリア(Ismailiya)に近いカンタラ(Qantara)と、北シナイ県の県都アリーシュ(El-Arish)との間を通行していた治安当局の車列に、別の車1台が割り込もうとした際に発生した。

 これについて、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」は傘下の通信社アマック(Amaq)を通じ、アリーシュ郊外での奇襲攻撃でエジプト軍兵士8人を殺害したと発表した。

 エジプトでは2013年、軍がイスラム系のムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)元大統領を退陣に追い込んで以来、同県を拠点とするISの分派が攻撃を繰り返し、兵士や警察官数百人が犠牲になっている。
【翻訳編集】AFPBB News