但馬3市2町の日本語教室を紹介した冊子=豊岡市昭和町

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 外国出身者の暮らしをサポートしている豊岡市のNPO法人「にほんご豊岡あいうえお」が、冊子「但馬地域の日本語教室」を発行した。

 多文化共生へ、身近な教室を活用してもらうために作成。同法人は「但馬3市2町に日本語教室ができるまでの約20年の思いを込めた」と話している。

 但馬地域にも外国人が増えており、同法人によると、昨年末現在で約1170人。「日本語を学べる近くの教室を知りたい」などの声に応え、文化庁の委託事業としてつくった。

 但馬初の日本語教室は平成8年、豊岡市内に誕生。阪神大震災後、外国人の安全、安心な暮らしのためにも言葉の習得が必要として、県などが各地で開設を後押しした。27年7月に新温泉町内にでき、但馬全市町に教室がそろった。

 冊子は8ページで、豊岡市2カ所と他市町各1カ所の計6教室を網羅。常設から週1回の公民館利用など運営形態は異なるが、写真や地図とともに、各教室の情報をやさしい日本語で紹介しており、漢字にはふりがなを入れて読みやすく工夫した。最終面には困った際の連絡先も入れている。

 A4判で、1千部を発行。同法人は「各教室の協力でできました。冊子を見て通いやすいところを選んで日本語を学んでほしい」としている。問い合わせは同法人(電)0796・20・4037。