新鮮なサンマを炭火で焼き、無料で振る舞う「目黒のさんま祭り」が10日、品川区のJR目黒駅前周辺で開催され、大勢の人でにぎわった。

 古典落語「目黒のさんま」にちなんで始まり、目黒駅前商店街振興組合が企画。今回で22回目になり、岩手県宮古市から約7千匹が提供された。

 サンマにはほのかな甘みの「宮古の塩」をふりかけ、和歌山県みなべ町の備長炭でじっくり焼きあげられた。付け合わせは、徳島県神山町の芳醇すだちと、栃木県那須塩原市の絶品辛味大根の大根おろし。香ばしいにおいが漂う駅周辺には来場者が500メートル以上の列を作った。

 午前7時から並んだという江戸川区の男性は「初めて来たが、サンマがおいしく、並んだかいがあった」と頬張った。