湖北地域の災害史を記録し、防災意識向上に役立てようと、長浜市国友町の郷土史研究グループ「国友村塾」は「私の災害記憶」をテーマに災害の記憶、伝承、写真などの情報提供を広く呼びかけている。

 まずは災害の言い伝えや体験談などを簡単にメモ書きし、災害写真の有無も記して郵送するよう求めており、来年、出版する「ふるさとの災害史」の編集に役立てる。対象は長浜市と米原市で、内容によっては、会員が取材に訪れる。

 国友町は姉川沿いにあり、台風5号の影響で今月8日未明には集落内に泥水があふれ墓地が水没するなどした。昭和34年の伊勢湾台風では国友橋が流されたほか、明治42年の姉川地震でも、隣の旧虎姫村を中心に大被害が出ている。

 塾長の吉田一郎・元長浜城歴史博物館長(75)は「できるだけ多くの体験談や資料写真を掲載し、後世に伝える内容のある本にしたい」と話している。あて先は、〒526−0001 長浜市国友町918の吉田一郎さんまで。