自殺予防週間(10〜16日)を前に、県はJR南越谷駅と東武鉄道新越谷駅の間のコンコースで、通勤などの駅利用者に対して、相談機関の連絡先が記載された自殺予防キャンペーン用グッズ3500セットを配布した。

 10日は世界保健機関(WHO)が設定した「世界自殺予防デー」で、国内では同日からの1週間を自殺予防週間として啓発活動を繰り広げている。

 県内では年々自殺者数が減少しているが、昨年度の自殺者数は全国で2番目に多い1254人。職業別では、「無職者」が663人と最も多く、「被雇用者」が336人と続く。

 今回のキャンペーンでは、年齢別で自殺者の3分の1を占めていた40〜50代で、被雇用者が多く通る午前7時半〜8時ごろに啓発活動を行った。県疾病対策課は「悩みや苦しみを抱え込まないで相談してほしい。身近な人に相談できない場合は、公的機関に相談していただければ」と呼びかけている。