プロボクシングのWBO世界Sフライ級王者の井上尚弥(24)=大橋=が11日、6度目の防衛に成功した米カリフォルニア州から成田空港着の航空機で帰国した。

 鮮烈な米国デビューを果たした井上は約11時間を旅を終え、やや疲れた表情で日本に降り立った。「王者として帰ってこられてホッとしている。アメリカのリングは日本と違う雰囲気で楽しかった。オファーがあれば、またやりたい」と笑顔で振り返った。

 同じ興行でメーンを務めた元4階級制覇王者のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)がTKO負けを喫し、熱望する統一戦が絶望的。そこで、年末にも計画される次戦のターゲットをIBF同級王者ヘルウィン・アンカハス(25)=フィリピン=に定めた。「Sフライで試合ができるのは年内。やり残したことがあるので(大橋秀行)会長にお願いする」。王座統一を果たした後、1階級上のバンタム級で3階級制覇を狙うプランを明かした。 (伊藤隆)