米政権の難民入国制限、最高裁判事が控訴裁の却下判断を一時保留

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[ワシントン 11日 ロイター] - 難民入国規制を巡るトランプ米政権の主張を連邦控訴裁が却下した件で、最高裁のアンソニー・ケネディ判事は11日、司法省の申し立てを受け、控訴裁の判断を一時保留する判断を下した。

控訴裁は先週7日、難民の再定住支援団体から支援を保証されていれば入国を認めるべきとの判断を示し、トランプ政権の主張を却下した。

司法省は11日、この控訴裁判断の差し止めを求めて緊急の申し立てを実施。ケネディ判事が控訴裁判断の一時保留を決めたことで、最高裁判事9人からなる大法廷は司法省の申し立てを検討する時間を確保した。大法廷は数日以内に判断を示す可能性がある。

今回の決定がなければ、控訴裁の判断が12日に効力を持つことになっていた。

司法省は緊急の申し立ての中で、イスラム圏6カ国出身の米国在住者の祖父母・おじ・おば、いとこなどにも入国を認めるべきとした控訴裁の判断については差し止めを求めなかった。

*内容を追加します。