今季から女性としてはじめて、ブンデス1部の主審へと任命されたビビアナ・シュタインハウス審判員が、日曜日に行われたヘルタ・ベルリンvsブレーメン戦にてそのデビュー戦を飾った。

試合後シュタインハウス審判員は「正直にいって、ほっとしました」とコメント。「いい形で用意していただき、楽しみながらできました」と言葉をつづけた。「私たち審判団にとって重要なことは、試合が終わってその注目が審判に集まらないようにすることです。それがこの試合ではできたと思いますし、とても満足しています」

ドイツサッカー連盟のラインハルト・グリンデル会長は「歴史的な瞬間に立ち会った」と述べ、「彼女自身にかなりのプレッシャーがかかっていたことを忘れてはいけない。にもかかわらず、彼女は堂々と、正しいジャッジを下していた。見事な仕事ぶりだったよ」と賛辞をおくっている。

ブンデス2部でも10年にわたり主審を務めてきたシュタインハウス審判員にとって、特に終盤において2つの難しい判断が迫られる場面があった。1つ目は76分にシュトッカーが、さらにその1分後にはイビセヴィッチが、それぞれにペナルティエリア内で倒された場面であり、前者についてはビデオ審判員のサポートを仰ぎ、2つ目は自ら判断する形で、どちらもヘルタ・ベルリン側にPKは与えられていない。

それでも試合後、ベルリンのパル・ダルダイ監督は「大きな敬意を表したい」と賞賛、「これほどあたりの激しいプレーが多かった試合にあって、うまくプレーを流すことができていた」と理由について説明し、「ビビアナ・シュタインハウス審判員には賞賛の言葉しかない。特に先制点の前の場面について、しっかりと試合を流してくれていた。経験の豊富さを物語っていると思うよ」と語った。

さらにブレーメンのヌーリ監督からも、「私は試合前から、性別の違いなど一切気にしないと話していたではないか。ビビアナ・シュタインハウス審判員は、今日の試合でいい仕事をしていたと思う」と評価、シュタインハウス審判員は「良いパフォーマンスができましたし、これからに向けてさらに力をなっていきます」とコメント。確かに対人戦では、特にシェルブレッドの警告など課題も残る場面も見受けられており、「これからにむけた力になる」とは、まさに的を射た発言だといえるだろう。