ソマリアの首都モガディシオのコニススタジアムで、およそ30年ぶりに行われたサッカーのナイトゲーム(2017年9月8日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ソマリアの首都モガディシオ(Mogadishu)で、およそ30年ぶりにサッカーのナイトゲームが行われ、数千人の観客が応援に訪れた。同国では1991年に内戦が発生して以来、不安定な情勢が続いているが、同市の市長は試合について「歴史的」と評した。

 8日に開催された試合は、市内クラブチームの16〜18歳の選手によるトーナメントの決勝戦で、国際サッカー連盟(FIFA)が改修工事を手掛けたコニススタジアム(Konis Stadium)で行われた。また、試合は複数のテレビ局により生中継された。

 ただ、試合前に国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系のイスラム過激派組織アルシャバーブ(Al Shabaab)による脅迫があったため、会場では厳重な警戒態勢が敷かれた。

 モガディシオ市長は試合後、「今夜は市民が30年以上にわたって待ち続けた歴史的な一夜だ。モガディシオは安全であり、市民はこれ以上のものを享受するに値すると断言できる」と語った。また、「今夜はこの試合を観戦しようと数千人もの人びとが集まった。われわれは歴史をつくり続ける」と強調した。

 ソマリアサッカー協会(Somali Football Federation)の広報担当者によると、モガディシオで夜間にサッカーの試合が行われるのは1988年以来だという。
【翻訳編集】AFPBB News