東和フードサービス、株主優待変更と増配を発表し、 株価が15%上昇!1株⇒2株の分割に伴う変更に加え、 分割後100株の優待を新設して最低投資金額が半減!

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 東和フードサービス株式会社が、株主優待の配布基準の変更と、2018年4月期の配当金の増配を2017年9月11日に発表した。

 従来、東和フードサービスの株主優待は、毎年10月末と4月末時点の株主を対象に実施されており、内容は「100株(1単元)以上保有する株主を対象に、保有株数に応じて優待食事券を贈呈」というもの。

 今後は、2017年10月1日を効力発生日として、株式分割(1株⇒2株)が実施されることに伴い、株主優待の配布基準が変更になる。具体的には、これまで「100株以上」「200株以上」「400株以上」「1200株以上」「2000株以上」の基準で配布されていたが、変更後(株式分割後)は「100株以上(分割前50株)」「200株以上(分割前100株)」「400株以上(分割前200株)」「800株以上(分割前400株)」「2400株以上(分割前1200株)」「4000株以上(分割前2000株)」の基準で配布される。

 株式分割前から株式を保有していた場合、株主優待利回りに変更はない(※たとえば、変更前100株保有していた株主の場合、贈呈されていた優待食事券は年間3000円分だった。分割後は200株の保有になるが、株主優待の配布基準の変更により、以後200株保有の株主に3000円分の優待食事券が贈呈されるため、株主優待利回りは変わらない)。

 ただし、1株⇒2株の株式分割後でも、株主優待は100株以上保有の株主からが対象になるように配布基準が「新設」されている。そのため、株式分割後に新たに100株を保有する場合は、従来と比較すると株主優待の獲得に必要な最低投資金額が半減することになり、株主優待利回りは1.38%となる。

 東和フードサービスの優待食事券が利用できるのは自社運営のレストランやカフェ。「椿屋珈琲店」「スパゲティ食堂ドナ」「Ducky Duck」「お好み焼きこてがえし」など、さまざまな業態があるので利便性は高そうだ。

 なお、この株主優待の変更は、2018年4月末時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。

 さらに、東和フードサービスは、2018年4月期の配当予想の修正(増配)も発表し、株式分割前換算だと実質2円の増配になる。

東和フードサービスの株主優待制度の変更前と変更後

(変更前)※株式分割前
基準日 保有株式数 株主優待内容
10月末・4月末 100株以上 優待食事券1500円分(×年2回)
200株以上 優待食事券3000円分(×年2回)
400株以上 優待食事券6000円分(×年2回)
1200株以上 優待食事券1万円分(×年2回)
2000株以上 優待食事券1万5000円分(×年2回)
(変更後)※株式分割後
基準日 保有株式数 株主優待内容
10月末・4月末 100株以上(新設) 優待食事券1000円分(×年2回)
200株以上 優待食事券1500円分(×年2回)
400株以上 優待食事券3000円分(×年2回)
800株以上 優待食事券6000円分(×年2回)
2400株以上 優待食事券1万円分(×年2回)
4000株以上 優待食事券1万5000円分(×年2回)

東和フードサービスの株主優待の利回りは?

 東和フードサービスの2017年9月11日時点の株価(終値)は2889円なので、変更前と変更後の株主優待利回りを計算すると、以下のようになる(※年2回、株主優待を受けるものとして試算)。

【変更前】※株式分割前
(100株保有の場合)
投資金額:100株×2889円=28万8900円
優待品:3000円分
優待利回り=3000円÷28万8900円×100=1.03%

(200株保有の場合)
投資金額:200株×2889円=57万7800円
優待品:6000円分
優待利回り=6000円÷57万7800円×100=1.03%

(400株保有の場合)
投資金額:400株×2889円=115万5600円
優待品:1万2000円分
優待利回り=1万2000円÷115万5600円×100=1.03%

【変更後】1株⇒2株の株式分割後
(100株保有の場合 ※新設)
投資金額:100株×(2889円÷2株=1444.5円)=14万4450円
優待品:2000円分
優待利回り=2000円÷14万4450円×100=1.38%

(200株保有の場合)
投資金額:200株×(2889円÷2株=1444.5円)=28万8900円
優待品:3000円分
優待利回り=3000円÷28万8900円×100=1.03%

(400株保有の場合)
投資金額:400株×(2889円÷2株=1444.5円)=57万7800円
優待品:6000円分
優待利回り=6000円÷57万7800円×100=1.03%

(800株保有の場合)
投資金額:800株×(2889円÷2株=1444.5円)=115万5600円
優待品:1万2000円分
優待利回り=1万2000円÷115万5600円×100=1.03%

 東和フードサービスの株主優待は、自社の店舗で利用できる食事優待券。すでに保有している株主にとっては株主優待利回りは変わらないが、分割後に新規で保有した場合、最低投資金額が半減し、株主優待利回りは1.38%となるので、資金が少ない個人投資家にもハードルが下がることになる。なお、東和フードサービスは同時に実質2円の増配も予定。開示情報は2017年9月11日の14時に発表されたため、株価は急騰し、終値は前日比15%超の2889円まで上昇して引けている。

 東和フードサービスは「椿屋珈琲店」や「Ducky Duck」など外食チェーンを展開する企業。2017年8月31日に発表された2018年4月期の第1四半期の業績は、すべて前年同期比で、売上高が3.8%増、営業利益が63.8%増、経常利益が64.7%増、四半期純利益が118.5%増。通期でも2ケタの増収増益を予想している。

■東和フードサービス
業種コード市場権利確定月
小売業3329JASDAQスタンダード10月末・4月末
株価(終値)単元株数最低投資金額配当利回り
2889円100株28万8900円0.59%
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※株価などのデータは2017年9月11日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。