診療所で診察を終えた高安

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 大相撲秋場所2日目(11日、東京・両国国技館)、小結玉鷲(32=片男波)との一番で右脚を負傷した大関高安(27=田子ノ浦)は「肉離れ」を起こした可能性が高くなった。

 玉鷲に押し出された高安は右脚を痛め、取組後は車イスに乗って両国国技館内の相撲診療所に直行した。

 診察を終えると、車イスを使わずに自ら歩いて地下駐車場へ。報道陣に「大丈夫。大したことない」と気丈に話す一方で、3日目の出場については「しっかり検査しないといけない」と話すにとどめた。駐車場では居合わせた審判部長の二所ノ関親方(60=元大関若嶋津)から「大丈夫か?」と声をかけられると「肉離れです。靱帯はいってなかった」と答えるひと幕もあった。

 再検査の結果が比較的軽傷の「肉離れ」で済んだとしても、出場続行は困難な状況。このまま3日目からの休場が濃厚だ。二所ノ関親方は「高安には一番期待していたのにね」とタメ息交じりに話した。

 この取組の前には幕内宇良(25=木瀬)も右ヒザを負傷。車イスで診療所へ運ばれた。人気者のホープも休場する可能性が高い。

 昭和以降では初めて初日から3横綱を欠く秋場所の土俵で「負の連鎖」が止まらない状況だ。