さらば汚部屋!子どもに“片付け習慣”を身につけさせる3つのポイント

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スッキリした部屋で快適に過ごしたい…という大人の気持ちとは裏腹に、子どもは片づけたそばからオモチャを散らかすもの。小さいうちは大人が片付けてあげる必要があるけれど、「いったいこれはいつまで続くの?」なんて思っている人もいるのではないでしょうか。

オモチャの片付けで整理整頓の習慣を身につけられた子どもは、小学校に入学してからも自分の筆記用具や衣類の管理が上手な傾向にあります。とはいえ、片付けのテクニックはなかなか自然に身につくものではありませんから、大人が率先して教えてあげるべき事柄の1つでもあるんです。

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まずは定位置を決めてラベリングしよう


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子どもに限らず、片付けや収納の基本は物の定位置を決めることから始まります。現在2、3歳児の場合は、4、5歳くらいになったときに子どもと一緒に「片付けやすくて取り出しやすい定位置」を決めてみましょう。ぬいぐるみ、積木、紙類、筆記具など、大雑把で構わないので、ある程度のグループ分けも同時に行っていきます。ものの定位置が決まったら、次はケースや引き出しにラベリングをする作業です。シールやテープを収納場所に貼り、マジックなどで分かりやすく片付けるアイテムの名前やジャンルを表記してみてください。まだ文字が読めない子の場合は、イラストや写真を合わせて貼ってあげると直感的な片付けがしやすくなります。オモチャの増減やライフスタイルの変化に合わせて収納を気軽に変えることができるように、ラベリングははがすことを前提に行うのがお勧めです。

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使わないおもちゃは押入れや別室に片付けてみて


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色々なものを手に入れやすくなった現代では、子どもの物もついつい増えてしまいがちです。もしかしたら遊ぶかも、使うかも、と思い、全てのアイテムを1つのスペースに集結させてはいませんか? 3、4歳になれば少しずつ、頻繁に使う道具やオモチャは固定化されていくもの。毎日遊んでいるものであれば手に取りやすいスペースに置いておくのがベストですが、ほとんど興味を示さないものや、週1回から月1回くらいのペースでしか遊ばないものは思い切ってダンボールなどにまとめて、クローゼットや戸棚などの収納スペースに片付けてしまいましょう。“とりあえず”出しているものは煩雑に扱われることが多いため、他のアイテムと混在し、“なんだかよくわからないけど物が片付かない”という要因の1つになってしまうのです。

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教え方は段階を踏まえて、ゆっくりと進める


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片付けがしやすい環境を整えたら、最後に「片付けの方法や手順」を大人がレクチャーしてあげましょう。子どもは可視化できる情報の方が理解しやすく、記憶にも残りやすいため、教えるときにはまず大人がやって見せることが重要です。大人がやっているところを見ているうちに少しずつ物の定位置を覚える、という方向にもっていきましょう。次に大人と一緒に片付けるステップへと進みますが、ここでも年齢や段階に合わせて工夫や気配りが必要です。小さい子には「ぬいぐるみさんをお家に戻してあげよう」などと声をかけ、できたら「ぬいぐるみさん喜んでるね、ありがとう」といった褒め言葉を伝え、やる気を引き出しましょう。また、ある程度の年齢になってきたら自発的なアクションを促す声かけが有効です。「あれ、車はどこに片付けるんだっけ?ママ、忘れちゃった」「どっちが先に10個片付けられるか競争しよう」などの、“やらされている感”を持たせない声かけをチョイスできるといいですね。そして、徐々に集中力がついてきたら、大人が手伝う範囲を縮小していきます。最終的には子どもだけで片付けできるようになることがゴールですが、個人差はもちろんありますし、子どもの体調や気分などの様々な要因でその成果は一進一退するのが一般的ですので、大人はあまり焦らずに、出来た範囲で褒めていくのがベターです。

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これらの片付けの習慣やテクニックは、できれば比較的時間に余裕のある小学校入学前に身につけさせておきたいところ。身につくまではフォローする大人は大変かもしれませんが、いずれはできるようになるわけですから焦りは禁物! 段階を踏んでゆっくりと教えていってあげてくださいね。

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<プロフィール>

りうな

ライター

2男1女の育児をしながら、ママも子どもも明るく楽に過ごすためのメソッドやテクニックをWEB媒体に発信中。また、育児テーマのみならず、美容やライフハックなど、日々の暮らしに生かせる身近なネタも得意分野。

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