再度の資金ショートを起こし9月6日銀行取引停止処分を受けていた、(株)郷鉄工所(TSR企業コード:471004715、法人番号:5200001014775、不破郡垂井町表佐字大持野58−2、設立昭和22年2月、資本金7億1735万5860円、林直樹社長)は、9月11日付けで破産手続きを佐久間信司弁護士(名古屋第一法律事務所、名古屋市中区丸の内2-18-22、電話052-211-2239)ほか1名に一任した。
 負債総額は55億2000万円(平成28年12月末時点)。

 同社は28年5月、債務超過解消に向け株主割当増資を行うと発表したが、予定の払込額に届かず失権。同年8月以降、金融機関からの借入は困難な状況が続き、国内の事業法人や個人からの借入などにより凌いできたが、資金繰りは改善されなかった。29年3月期も業績改善は進まず、資金繰りは逼迫。8月18日、取引先から金融機関口座が差押えされる事態となった。
 そうしたなか、8月10日には29年3月期決算の有価証券報告書が期限内に提出できなくなり9月11日付けで上場廃止が決定、その矢先に再度の資金ショートを起こしていた。