11日、韓国の男性国会議員が唇を重ね合う写真が公開され、波紋を呼んでいる。写真は韓国国会議事堂前のモニュメント。

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2017年9月11日、韓国の男性国会議員が唇を重ね合う写真が公開され、波紋を呼んでいる。

韓国の野党「正しい政党」の夕食会の場で、同党所属の金武星(キム・ムソン)議員と劉承ミン(ユ・スンミン)議員がキスをする写真を、韓国メディアが一斉に報じた。同党は10日午後に非常対策委員会の構成問題などを議論する緊急最高委員懇談会を開いた後、ソウル市内の飲食店で夕食会を催した。自身をめぐる金品授受疑惑の責任を取り李恵薫(イ・ヘフン)氏がこのほど党代表を退いたことを受け、新たな執行部の体制固めが急務となっている党の結束を強める意図があったという。

複数の報道によると、会は和気あいあいとした雰囲気で進行、「保守統合論」を強調してきた金議員と「党内自強論」を主張する劉議員も、参加者らが見守る前で「ラブショット(互いの腕を絡ませ酒を一気飲みする)」を披露するばかりか、キスまで交わし固い結束を示した。

金武星氏は当選6回、朴槿恵(パク・クネ)政権で与党代表を務めた人物。一方の劉氏も過去、与党院内代表など政界の要職を歴任し、今年行われた第19代大統領選にも立候補した人物だ。そんな2人のキス写真は各報道でクレジットが「正しい政党」となっているため党が公開したものとみられるが、ネットからは「きゃあっ!汚らしい」「恥ずかしいと思わないのか?」「うぇっ!この目をどうしてくれる?」「見たくなかった」「唇の部分にモザイクして!」と多数の悲鳴が上がっている。

また、「おじさんたち、ちゃんとしてよ。子どもの教育のことも考えて」「いくら政治ショーにしても、これはやり過ぎ」と諭すようなコメントや、「ゲイだったってこと?」「『今年の一枚』に選ばれそう」と素朴な感想も。そして劉議員の支持者を名乗るユーザーからは「申し訳ありません。これはかばい切れません」との謝罪コメントもあった。

この写真、国民へのアピールの意味でも「失敗作」となってしまったが、会の成果自体もいまひとつだったようだ。「劉非常対策委員長」の下で党内団結するといった案には金議員を中心に依然異論もあり、この日は「まったく結論が出なかった」と劉氏自身が語っている。劉氏は会の後、記者団に対し「私は当事者なので、議員や党員たちの意見を待ってみる」と述べたという。(翻訳・編集/吉金)